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増える“購入可能”なプロトタイプ。アイアン市場に変化の見られた2019年【記者の目】

テーラーメイド、ホンマに続き、キャロウェイも『APEX MBツアーバージョン』というツアープロトタイプを発売!

[リッキー・ファウラー]()の要望を満たすプロトタイプと思しきリーク画像が出回っている。そこで、今年の春に端を発する“購入可能”なプロトタイプアイアンのトレンドを振り返ってみよう。

■ホンマ、テーラーが有名プロ用PROTOを発売

2019年春のトピックと言えば、まず、ホンマ『TW-MB ROSE PROTO』アイアンが挙げられる。ジャスティン・ローズは20年の長きに渡ったテーラーメイドとの契約から新たなる旅立ちを見据え、世界一のその先へいくため、自らが求める完璧なアイアンの制作に移った。そして選んだパートナーがホンマ。長い会話の中で生み出されたローズにとって完璧なアイアン『TW-MB ROSE PROTO』を、ホンマは実際に3月から販売した。

また、4月には「マスターズ」でタイガー・ウッズが復活のメジャー15勝目。この週から発売が発表された[中西直人]()らツアープロらも自腹購入で使用するなど“購入可能”なプロトタイプの最高峰かと思われた。

■[ミズノ]()もケプカモデルを発売

そうこうしていると、7月には[⇒契約フリーのブルックス・ケプカ。なぜミズノのアイアン?]()

また、これまで軟鉄鍛造マッスルバックを販売したことのない[PING]()契約プロがこぞって欲しがったプロトタイプ。発売された製品版もプロトタイプとまったく同じデザインだった。

ホンマ、[キャロウェイ]()。そして、コブラ『RF PROTO』。その他のメーカーも含め、2020年もこの流れが続きそうな気配が漂っている。

Text/Mikiro Nagaoka

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