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こちらもPGAショーで発表! ヨネックス『EZONE GT』シリーズ、3月中旬世界同時デビュー

ヘッド内部が溝だらけ!ヨネックス『EZONE GT』ドライバーが3月中旬に世界同時発売!(撮影:岩本芳弘)

[ヨネックス]()もPGAショーで新商品『EZONE GT』シリーズを発表。3月中旬の世界同時発売をアナウンスしている。

「国内自社工場で一貫したモノづくりの新『EZONE GT』のドライバー、FW、UT、アイアンを3月中旬より発売いたします。新『EZONE GT』シリーズは 、新次元カーボンの採用と創造力を極めた新構造で世界No.1の飛距離を追求して飛ばせるアベレージゴルファー向けゴルフクラブです」(同社広報)

■フェースのタテ溝に加え、3本の溝を加えた“ミスに強い”ドライバー

ドライバーにはカーボンクラウンの裏面、ソール裏面のフェース側、フェース裏面の3か所に「InCore Groove(インコアグルーブ)」と呼ぶ溝を加えた。たわんで飛ばす反発フェースで、オフセンターヒット時の飛距離をカバーする。さらにコンピュータ制御された高精度の「CNC縦ミーリング」を採用、インパクト時にボールが垂直方向に動きやすいため、スピン軸が傾きにくくサイドスピンが軽減させて直進性をアップする。

「クラウン部のインコアグルーブが入ることでクラウンが一定(打球線)方向にたわみやすくなり、従来品と比較してボールの直進性が向上します。また、ソール裏面フェース側の下部2つのグルーブで、フェース下部の反発力を向上させるだけでなく、フェース面側に寄っていたウェイトを解消し、重心を後方寄りにすることでスイートエリアが拡大。よりボールが飛びやすくなります」(同)

■UTだけでなく、FWにも入った「スラントグルーブ」

溝にこだわるのは、ドライバーだけではない。『トライプリンシプルUT』でナナメの白いスコアラインを採用していた同社は、アドレス時に視覚的に目立たない形で「スラントグルーブ」をFWにも採用。また、ドライバー同様にカーボンクラウンの「インコアグルーブ」が採用されている。アドレス時にボールに集中しやすいフェースデザインも新たにウッド全体に採用し、やさしさを高めている。

■最薄部1.5mmのマイティマレージングフェースで激飛びアイアン

「飛距離追求型の同シリーズの中で、アイアンは一般的なマレージング鋼より強度が約20%高い【マイティマレージングフェース】を使用し、フェース下部の最薄部を1.5mmまで薄肉化・反発エリアを下部まで拡大しました」(同)

同フェース材は、その飛距離性能の高さから、契約フリーの池田勇太が昨季ロングアイアンにプロトタイプで即採用。また、ブレード部を「新G BRID(グラファイトハイブリッド)構造」にすることで、心地よい打球感と高弾道につながり、ソールは打ち込んでも抜けやすい「V字スマートソール」を新たに採用。高弾道で飛ばせるアイアン(7Iのロフト26°)とした。

■しなり戻りでヘッドスピードを高める全クラブ共通シャフト

「全クラブ共通のシャフトは、大きなしなりと素早い戻りに優れる新次元カーボン【Namd 1】をキックポイント付近に搭載し、先端部には強度と弾性の相反する性能を両立した新カーボン繊維【M 40X 2】を初搭載。それぞれの素材の特長を生かし、最適な配置をすることで大きなしなり戻りでボール初速をアップするとともに、インパクトの衝撃を受け止め、ボールを強く弾き飛ばします」(同)

価格はドライバーが7万円+税、FWが38,000円+税、UTが32,000円+税。アイアンは7I〜PWの4本セットが96,000円+税。単品は24,000円+税となっている。

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