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「ウソのようなホント」を乗り越え、強くなったラームの勝利【舩越園子コラム】(No.155876) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・ラーム -4 2 D・ジョンソン -4 3 松山英樹 -2 J・ニーマン -2 5 T・フィナウ -1 6 M・フィッツパトリック 0 J・コクラック 0 8 B・トッド +1 S・ムニョス +1 10 M・ヒューズ +2 順位の続きを見る

プレーオフ1ホール目 ロングパットを決めたジョン・ラームは雄たけびをあげた

プレーオフ1ホール目 ロングパットを決めたジョン・ラームは雄たけびをあげた(撮影:GettyImages)

米ツアーのプレーオフ第2戦「BMW選手権」は、開幕前から、その難しさが「まるで全米オープン」などと例えられていた。

コンパクトなのに飛ぶ! ジョン・ラームのドライバースイング【連続写真】

なるほど、深いラフ、硬く速いグリーン、そこにイリノイ州ならではの強風が吹きつければ、選手たちのスコアは伸び悩み、その様子は確かに「まるで全米オープン」だった。

しかし、少しでも風が穏やかになれば、少しでも攻めやすいピン位置を見い出せば、そして「わずかでもチャンスあり」と感じれば、必ずスコアを伸ばす選手が現れ、勝利をモノにする。そんな米ツアー選手ならではの執拗(しつよう)な勝ち方を披露してくれたのは、スペイン出身のジョン・ラームだった。

最終日の昼下がり。勝利に向かって勢いづいていたのはチリ出身の21歳、ホアキン・ニーマンだった。前半で4つスコアを伸ばし、後半は単独首位へ浮上。しかし、14番ではフェアウェイを捉えたボールがディボットの中に止まり、2打目はグリーンを大きく外して痛恨のボギー。以後、ニーマンは乱れ始め、彼の勢いと流れは、そこで止まってしまった。

最終日を首位で迎えたダスティン・ジョンソン(米国)はショットが冴えず、苦戦していた。松山英樹はしぶとくパーパットを沈めて食い下がっていたが、パーを拾うのが精一杯で勝利には手が届かずじまいだった。

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