すみだの荻窪孝監督&富澤孝GKコーチが今季限りで退任。プレーオフ出場の可能性を残す中での発表に
29日、フウガドールすみだは荻窪孝監督と富澤孝GKコーチが今季限りで退任すると発表した。
両名ともに今後はフットサルの発展に力を注ぐ
退任の発表された荻窪監督は、2021-2022シーズンにテクニカルコーチから昇格する形で監督に就任。それまで長期政権を築いていた須賀雄大前監督に代わって、指揮を執っていた。
就任1年目は7勝7分8敗で8位につけ、今季は18試合を終えた時点で8勝3分7敗で7位。4試合を残し、プレーオフ圏内にいる3位の立川アスレティックFCとは勝ち点差6という成績を収めている。
2013-2014シーズンに選手としてすみだに入団した荻窪監督。退任のリリースでは、「自分はフウガに来てからちょうど10年が経ちます。人生色々なタイミングがあり、自分はここでフウガを卒業することを決断しました」と述べ、今後については「まだまだフットサル界に残り、フットサルの発展のために努めていきたいと思っています。残り少ない期間となりましたが引き続きよろしくお願いいたします」とコメントを残している。
そして富澤GKコーチは、2015年にフウガドールすみだレディースの監督としてクラブに入団。その後はフウガドールすみだバッファローズやトップチームのGKコーチ、フウガドールすみだファルコンズの監督を歴任し、クラブを支えていた。
リリースでは、すみだでの8年間を振り返って、「GKコーチはもちろん、監督、コーチ、スクールコーチや訪問活動など、様々なタスクを経験できたことは、自分にとって大きな財産になりました」とコメント。「今後は、自分のやりたいことや理想が明確になった中で、GKコーチとして日本フットサル界のGK育成、加えてGKコーチ増加へ、少しでも力になれる仕事をしていきたい」と、これからのキャリアの意気込みを語った。
2人は今後、どんな道へ進んでいくか。そして監督とGKコーチが退任し、体制が大きく変わる来季以降、すみだはどんなチームになっていくのか、注目が集まる。
退任のコメントは以下のとおり
【荻窪孝監督コメント】
自分はフウガに来てからちょうど10年が経ちます。
人生色々なタイミングがあり、自分はここでフウガを卒業することを決断しました。
クラブも大きくなり、少しは貢献できたのではないかと思っています。そして、この10年間でたくさんの方々に出会うことができ、たくさん学びがあり成長することができました。
出会った全ての方に感謝しております、本当にありがとうございました。今後につきましてはまだまだフットサル界に残り、フットサルの発展のために努めていきたいと思っています。
残り少ない期間となりましたが引き続きよろしくお願いいたします。
【富澤孝GKコーチコメント】
私、富澤孝は、今シーズンを持ちまして、フウガドールすみだを退団することになりました。
スタートはレディースの監督で2年、
バッファローズのGKコーチで1年、
トップチームGKコーチとバッファローズGKコーチ兼任で4年、
そして今年はトップチームGKコーチとファルコンズの監督を兼任、
計8年間お世話になりました。8年間、大変なことの方が多かったかもしれませんが、多くの選手、スタッフ、ファンの皆様、フウガを取り巻く沢山の方々に支えられて、ここまで続けることができました。
フウガに来てGKコーチはもちろん、監督、コーチ、スクールコーチや訪問活動など、様々なタスクを経験できたことは、自分にとって大きな財産になりました。
最初に誘っていただいた須賀さんを始めフウガの皆さんには、自分をフウガの仲間に入れていただいたこと、一緒に仕事をしていただいたこと、本当に感謝しています。
今後は、自分のやりたいことや理想が明確になった中で、GKコーチとして日本フットサル界のGK育成、加えてGKコーチ増加へ、少しでも力になれる仕事をしていきたいと思っています。
8年間、本当にありがとうございました!
ただ、まだシーズンは残っています。
最後まで任されている仕事を全うしますので、残りのシーズン最後まで頑張っていきましょう!
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