渡邊雄太（写真：AP/アフロ）
6月11日、日本のプロバスケットボール「Bリーグ」のチームへの加入を表明している渡邊雄太（29）が千葉ジェッツに加入することが濃厚となったと海外メディア『BasketNews』が報じた。
Bリーグの強豪千葉ジェッツには日本代表の富樫勇樹（30）が所属しており、渡邊が加入すれば日本代表コンビが誕生することになる。
NBAで6シーズンプレーした日本人スターがBリーグ参戦
7月下旬から行われるパリオリンピックでも注目される男子バスケットボール代表の渡邊雄太だが、NBAからBリーグへ活躍の場を移すことが決まっており、今夏最も注目度の高い日本人選手の1人となっている。
契約上はまだNBAのグリズリーズの選手となっているため、今後グリズリーズとの契約オプションを放棄もしくはオプションを行使した上でチームから解雇される形のいずれかを選択し、その後千葉ジェッツとの契約締結を発表する流れとなる可能性が高い。
千葉ジェッツはBリーグ屈指の強豪チームへ
千葉ジェッツは昨季チャンピオンシップ4強で、天皇杯と東アジアスーパーリーグの2冠を達成している強豪チームだ。
渡邊は高校卒業後にNBA挑戦のために海を渡ったため、Bリーグの出場経験がないが、世界最高峰のNBAに6シーズン（213試合）出場しており、日本人選手としてその経験値は圧倒的だ。
実力そのものも日本人選手としてはトップレベルだが、その高い経験値は加入濃厚な千葉ジェッツにとっても大きな戦力UPに繋がるはずだ。
「次契約したチームで引退するまでプレーしたい」という強い意志でBリーグに参戦することになるため、活躍する可能性はかなり高いといえるだろう。
すでに6月3日から男子バスケットボール日本代表の合宿はスタートしており、富樫も参加中だ。
渡邊は22日と23日に行われる強化試合後に八村塁と共に参戦する可能性が高く、そこで富樫とのツーショットが観れそうだ。
果たして渡邊雄太の移籍先は千葉ジェッツで決まりなのか、その動向に注目だ。
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