
バスケットボールの強い国と言えば、「アメリカ」ですよね。
世界中からトッププレイヤーたちが集まる「NBA」はバスケットボールの本場として広く知られています。
しかし、その他のバスケットボールが強い国というとなかなか名前が出てきませんよね。
また、日本でも近年バスケ人気が上昇していますが、世界ランキングでは何位くらいに位置しているのか気になります。
この記事では、そんな「バスケットボール世界ランキング」について解説していきたいと思います。
バスケットボール世界ランキングの内容
バスケットボールの世界ランキングは、FIBA(国際バスケットボール連盟)によって発表されます。
内容としては、過去8年間の主要国際大会の成績をポイント化して、ランキングしています。
男女別のランキングもありますが、総合的なランキングも併せて発表されています。
例えば、W杯耶オリンピックといった重要度の高い大会では、5ポイント、その他U—19世界選手権やU-21世界選手権では1ポイントといったように、まずは大会ごとにポイントが定められます。
そして、金メダル(1位)が50ポイント、銀メダル(2位)が40ポイント、銅メダル(3位)が30ポイント、以降4位15ポイント、5位14ポイントといったようにポイントが定められています。
この「大会のポイント」と「成績のポイントを掛けたものが獲得ポイントとなります。
つまり、オリンピックで金メダルを取れば、5ポイント×50ポイントで250ポイントが獲得できるわけです。
男子バスケットボール世界ランキング(2022年)
1位 アメリカ 763.4
2位 スペイン 724.0
3位 オーストラリア 691.9
4位 フランス 673.4
5位 スロベニア 671.2
6位 セルビア 664.8
7位 アルゼンチン 654.1
8位 リトアニア 651.4
9位 ギリシャ 650.9
10位 イタリア 645.1
11位 ドイツ 603.9
12位 チェコ 577.3
13位 ポーランド 560.6
14位 ブラジル 553.6
15位 ロシア 551.7
16位 トルコ 504.6
17位 ベネズエラ 505.5
18位 カナダ 501.5
19位 プエルトリコ 476.2
20位 ドミニカ共和国 474.8
やはり1位はアメリカとなっています。
オリンピックでは4大会連続金メダルを獲得していますが、W杯では2019年にベスト4を逃すなど、若干2位のチームにポイントを縮められています。
しかし、もしも毎回ベストメンバーで大会に臨めば間違いなく優勝をするはずなので、やはり今後もアメリカが1位であることは変わらないでしょう。
ちなみに、日本男子は38位に位置しており、Bリーグの人気が上昇し八村塁選手や渡辺雄太選手といったNBAプレイヤーが誕生しているものの、まだまだ世界ではトップ20に入れない位置にいることが分かります。
今後さらにBリーグのレベルが上がり、NBAチームに所属する日本人選手が増えていくようならば、20位以内のランキングも見えてくることでしょう。
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女子バスケットボール世界ランキング(2022年)
1位 アメリカ 823.9
2位 スペイン 685.7
3位 オーストラリア 678.0
4位 カナダ 661.6
5位 ベルギー 651.2
6位 フランス 637.7
7位 中国 631.8
8位 日本 606.1
9位 トルコ 591.4
10位 セルビア 589.5
11位 ベラルーシ 493.7
12位 ロシア 476.6
13位 韓国 431.3
14位 ナイジェリア 421.4
15位 イタリア 397.5
16位 ブラジル 395.1
17位 プエルトリコ 379.8
18位 ギリシャ 361.7
19位 スウェーデン 350.5
20位 モンテネグロ 319.9
女性に関しても、やはりアメリカが圧倒的ナンバーワンとなっています。
オリンピックでは7大会連続の金メダルとなっていますし、ワールドカップも3大会連続の金メダルということで、2位に実力、ポイント共に大きな差を付けています。
数年でこの序列が変化する可能性はないと思われるので、今後もしばらくはアメリカの王朝が続いていくことが予想されます。
日本女子バスケットボールは、やはり東京オリンピックで銀メダルを獲得したことが8位という成績に大きく影響しています。(オリンピック前は10位だった)
トップ10内の2位までの国は大きな差がないので、今後行われる大会の結果次第では日本がさらに順位を上げていくことも可能であると言えるでしょう。
まとめ
今回は、「バスケットボール世界ランキング」について解説してきました。
バスケと言えばアメリカといったイメージそのままに、世界ランキングでもアメリカが他国を圧倒しています。
今後いつまでアメリカの王朝が続いていくのでしょうか?
そして、日本バスケットボールのさらなる躍進を期待しましょう。
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