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レブロン・ジェームズ(写真:AP/アフロ)

「パリ五輪」レブロン&ステフィン・カリーのレジェンドコンビの活躍でフランス撃破!バスケアメリカ代表が金メダル獲得!

レブロン・ジェームズ(写真:AP/アフロ)
8月10日、パリオリンピック男子バスケットボール競技決勝「フランス代表対アメリカ代表」の一戦が行われ、87-98でアメリカ代表が勝利し金メダルを獲得した。

アメリカ代表はレブロンジェームズやステフィンカリー、ケビン・デュラントといったレジェンドたちが大活躍し、5大会連続となる金メダル獲得に貢献した。

対するフランスはNBA新人王のウェンバンヤマが26得点を挙げるなど奮闘したが、アメリカの地力の強さの前に屈した。

最後になるであろうオリンピックの舞台で躍動したレブロンやカリー

39歳のレブロンや36歳のカリー、35歳のディラントにとっては、おそらく最後のオリンピックとなることだろう。

それだけに気合の入り方は非常に高く、シュートを決めるたびに雄たけびを上げ喜びを露わにした。

最初に得点を挙げたのはアメリカ。

気合十分のレブロンがアメリカ代表の強さを象徴するような豪快ダンクを決めた。

第1クウォーターはアメリカの勢いが勝り、15-20とアメリカが5点差のリードを奪った。

第2クウォーター、第3クウォーターもフランスはウェンバンヤマ中心の攻撃でアメリカに追いすがるが、66-72で最終クウォーターに突入する。

第2クウォーターには、レブロンが単独でドライブからのダブルクラッチを決め、ベンチや観客を大いに盛り上げた。

最終クウォーターはフランスが追い上げる。

残り3分で79-82の3点差まで詰め寄り、「このまま逆転か」と思わせる展開となった。

しかし、ここからステフィンカリーの時間が訪れる。

まずはレブロンとのコンビからカリーがスリーポイントを決めると、残り1分51秒の場面ではシュートフェイクで見事マークを外し2連続となるスリーポイントを決める。

そしてこれで終わらないのがカリーの凄いところだ。

残り1分18秒にスリーポイントライン外の中央でボールを受けたカリーは、再びシュートフェイントでマークを外すとまたもやスリーポイントを決めて見せたのだ。

フランスは3点差まで詰め寄ったものの、カリーの連続スリーポイントで84-93と9点差にまで差を広げられてしまう。

いつもは冷静にプレーするカリーもこの時ばかりは雄たけびを上げた。

さらにさらに、残る37秒には巧みなステップとドリブルでマークをずらすと、下がりながらタフなスリーポイントシュートを放つ。

高く舞い上がったボールは見事リングの中に吸い込まれ、なんと試合終了間際の数分間で4本連続スリーポイント成功という偉業を成し遂げた。

結局試合は87-98と10点差以上つけてアメリカ代表が勝利。

メダル授与式では、レブロンやカリーなどアメリカ代表センスたち全員に大きな仕事を成し遂げた充実感がにじみ出ていた。

多くの熱戦が繰り広げられたパリオリンピック男子バスケット競技を一言で総括しよう。

「やはりアメリカは強かった」

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