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富樫勇樹, 渡邊雄太, 八村塁(写真:アフロスポーツ)

「パリ五輪」バスケ男子日本代表、ブラジル戦は勝利だけでなく得失点差も意識する必要あり!カギとなるのはセルビアのヨキッチか

富樫勇樹, 渡邊雄太, 八村塁(写真:アフロスポーツ)
パリオリンピックにおけるバスケットボール男子競技もグループステージが佳境に入っている。

48年ぶりとなる自力でのオリンピック出場となった男子日本代表は、最終戦のブラジルに勝利し3位以内を確定させた上で勝点や得失点差で他グループの3位を上回れば、準々決勝に進出できる可能性がある。

Bグループ順位表

1位 ドイツ 勝点4 得点183 失点150 得失点差33
2位 フランス 勝点4 得点172 失点156 得失点差16
3位 日本 勝点2 得点167 失点191 得失点差-24
4位 ブラジル 勝点2 得点139 失点164 得失点差-25

最終戦前の成績はこのようになっており、日本が3位通過するためには直接のライバルであるブラジル代表に勝利する必要があるわけだ。

しかし、3位になったとしても、各グループの3位の中で勝点と得失点差で上回り、上位2チームに入らなければならない。

各グループの順位表

Aグループ
1位 カナダ 勝点4 得点179 失点162 得失点差17
2位 オーストラリア 勝点3 得点175 失点173 得失点差2
3位 スペイン 勝点3 得点164 失点169 得失点差-5
4位 ギリシャ 勝点2 得点156 失点170 得失点差-14

Cグループ
1位 アメリカ 勝点4 得点213 失点170 得失点差43
2位 セルビア 勝点3 得点191 失点176 得失点差15
3位 南スーダン 勝点3 得点176 失点182 得失点差-6
4位 プエルトリコ 勝点2 得点145 失点197 得失点差-52

この結果を踏まえると、Aグループでいえば2位のオーストラリアがギリシャに勝利すると仮定して、1位のカナダが16点差で3位のスペインに勝利することで、スペインは勝点4の得失点差-21となる。

日本がブラジルに勝利し4点差をつければ、勝点が4で得失点差は-20となり、準々決勝に進出できるわけだ。

Cグループでいえば、「セルビア対南スーダン」か。

1位のアメリカが4位のプエルトリコに勝つと仮定して、例えば2位のセルビアが15点の得点差をつけて3位の南スーダンに勝利すれば、3位の南スーダンは勝点4で得失点差が-21となる。

2位のセルビアは3位の南スーダンとの直接対決となるため、エースのヨキッチも全力でプレーするはずだ。

そうなれば前述した通り日本がブラジルに勝利し4点差をつければ、勝点が4で得失点差は-20となり、準々決勝に進出できる。

AとCのどちらかのグループで、前述したような結果となり、日本がブラジルに4点差以上をつけ勝利すれば、快挙達成となる。

果たして運命のブラジル戦はどのような結果となるのか。

ブラジル戦は8月2日(日本時間)に行われる。

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