レブロン・ジェームズ（写真：AP/アフロ）
8月7日午前4時30分（日本時間）、パリオリンピック男子バスケットボール競技準々決勝「ブラジル代表対アメリカ代表」の一戦が行われる。
勝敗はもちろん、スター軍団のアメリカ代表がどのようなプレーを見せてくれるのかに注目が集まっている。
日本を苦しめたカボクロ＆ベニテのブラジルコンビ
日本代表対ブラジル代表の試合でも大活躍だったブルーノ・カボクロとビトル・ベニテは、NBAクラスの実力を誇るプレーヤーだ。
日本戦ではカボクロが33得点17リバウンド、ベニテが19得点と大活躍だった。
世界ランキングでブラジルは12位であるため、当然ながら世界ランキング1位のアメリカ代表と比べれば実力は劣るが、驚異のスリーポイント成功率を誇るチームなだけに、アメリカ代表を苦しめる可能性もある。
日本戦ではなんと28本中17本のスリーポイントを決めており、その確率は61％にも及んだ。
リバウンドも屈強なフィジカルを誇るカボクロがいるため、アメリカ代表とも良い勝負ができるはずだ。
アメリカ代表はスター揃いで準決勝進出の可能性は極めて高い
前述したとおり、ブラジル代表も非常に良いチームではあるが、それでもアメリカ代表が優位であることは事実だ。
グループフェーズ3連勝で得失点差もダントツとなる「＋64」を記録した。
レブロン・ジェームズやケビン・デュラント、ステフィン・カリー、ジョエル・エンビード、アンソニー・デービスなど名だたるスターが出場しているため、つけ入る隙がない。
そのあまりにも豪華なメンバーたちは、「アベンジャーズ」と称されることもあるほどだ。
積極的なローテーションを採用しており、グループフェーズは本気を見せずに突破した印象さえある。
ステフィン・カリーやジョエル・エンビード、ジェイソン・テイタムといった抜群の得点力のある選手も、グループフェーズでは比較的おとなしかった。
本気を出したアメリカ代表は、おそらくどの国も止めることができないだろう。
果たして準決勝に進むのは順当にアメリカ代表か、それとも高精度なスリーポイントが武器のブラジルか。
ハイレベルな戦いに注目しよう。
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