
ジョーダンのブルズがやっぱり最強?優勝回数から見る、NBA勢力図
2000年以降の近代NBA
勢力図的に見ていくと、NBA当初はセルティックス一強だったと言っても過言ではない。次に1980年代で一時代を作ったのは"ショータイム"とも言われたロサンゼルス・レイカーズ。史上唯一、新人ながらFINALS MVPを獲得したマジック・ジョンソンを筆頭に時代を作った。その次がジョーダンのブルズである。そして2000年。2020年にヘリコプターの事故で若くしてこの世を去ってしまったコービー・ブライアントと、216cm120kgのシャキール・オニールの「シャック&コービー」でスリーピートを達成した。(※このシャック&コービー以来、スリーピートを達成したチームはいない。)
そしてシャック&コービーがスリーピートを達成した翌年、現在生きる伝説と呼ばれるレブロン・ジェームズが、高卒でドラフト入りをする。
ここからレブロンは、マイアミ・ヒートで2連覇。自分をドラフトしたクリーブランド・キャバリアーズに戻って優勝。またロサンゼルス・レイカーズに移籍して2020年に優勝を果たした。
しかし、レブロンが優勝できなかった年は、ほぼ毎年と言って良いほど、ステフェン・カリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズが立ちはだかった。ウォリアーズは2015年から2019年まで5回連続でNBA FINALSに進出し3回優勝を勝ち取るが、2015年から2018年までは4年連続でウォリアーズvsレブロンのキャバリアーズ。
レブロンとキャバリアーズが優勝したのは2016年だけだったが、この年のFINALSはNBAの歴史にも残る1勝3敗からの大逆転優勝だったこともあえて伝えておきたい。この年のFINALSは、NBAの歴史を語る上で外せないからだ。
強豪、伝統、そして新時代
「どのチームが強いか」という質問は若干野暮かもしれないが、NBAの歴史を踏まえ「強豪」や「伝統」があるチームと呼べるのは、一部ではあるが今回の記事で紹介した以下の通りである。
・ボストン・セルティックス
・ロサンゼルス・レイカーズ
・シカゴ・ブルズ
・クリーブランド・キャバリアーズ
・ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ジョーダンはもちろん素晴らしい成績・結果を残したが、75年の歴史を見るとジョーダンと同じくらい素晴らしい選手は多くいる。ただ、得点数や優勝回数などを含めて、ジョーダンは引き続き神様としてNBAを代表する選手であることは間違いない。
当然、この記事で紹介しきれなかったチームもたくさんあるが、紹介しきれなかった中には、今回のNBA FINALSに進出しているような新たな歴史を作るであろうチームもある。今年はもちろん来年のNBAも目が離せない。
観戦方法について
NBAは日本では3つの方法にて見ることができる。
1・楽天NBA:月額4,500円(税込)/全試合視聴可能/デバイス2台まで同時視聴可能
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