
「NBA」レブロンやカリーから引き継ぐNBAの大スター候補たち
タイリース・ハリバートン(写真:AP/アフロ)
現在行われているNBAファイナルでは、サンダーのエースであるシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(26)とペイサーズのエースであるタイリース・ハリバートン(25)に象徴されるように、「新時代」を予感させている。
来シーズンも20代前半から半ばのスターたちの存在感は増していくことだろう。
大ベテランスターたちを凌ぐ活躍を見せた若手スターたち
今シーズン躍進した若手スターといえば、ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズが挙げられるだろう。
カンファレンス・ファイナルではサンダーに敗れたものの、レギュラーシーズン6位であるにもかかわらずレイカーズ、ウォリアーズを下すなどプレーオフを盛り上げる存在となった。
23歳のアンソニー・エドワーズはプレーオフでの活躍だけでなく、レギュラーシーズンでも27.6点、4.5アシスト、5.7リバウンドと見事な成績を残した。
プレーオフでは得点特化のスタイルではなく、周囲に得点を取らせるプレーも増えており、より試合を支配できる選手へと成長している。
サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとペイサーズのタイリース・ハリバートンは間違いなく新時代の象徴ともいえる存在だ。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは今シーズンの得点王とMVPを獲得しており、新時代の王に近い存在となっており、ハリバートンはクラッチタイムでの得点力がずば抜けて高く、スター性抜群だ。
さらにはセルティックスに所属するジェイソン・テイタム(27)も今後のNBAを背負って立つ選手の1人といえるだろう。
今シーズンはプレーオフで右足アキレス腱断裂という大怪我を負い離脱となってしまったが、26.8点、6.0アシスト、8.7リバウンドといったように成績面ではトップレベルとなっている。
もちろん、レイカーズに移籍したルカ・ドンチッチ(26)も新時代の王の最有力候補といえるだろう。
来シーズンはレブロン・ジェームズよりもさらに強い存在感を放ち、再びMVP争いに加わってくることだろう。
21歳のビクターウェンバンヤマ(スパーズ)は右肩の深部静脈血栓症により今シーズンの大半を欠場したが、そのポテンシャルはNBAトップクラスであるため、しっかりと治してから復帰してもらいたいものだ。
25歳のジャ・モラント(グリズリーズ)や24歳のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)、24歳のジェイレン ウィリアムズ(サンダー)なども、大スターになる可能性も秘めているといえるだろう。
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