
「NBAプレイオフ」サンダーが驚異の43点差でナゲッツに勝利!対戦成績を1勝1敗の五分に戻す
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(写真:AP/アフロ)
5月8日、NBAプレイオフカンファレンス準決勝第2戦「オクラホマシティ・サンダー対デンバー・ナゲッツ」の一戦が行われ、149-106でサンダーが勝利した。
ホームで行われた第1戦を激戦の末落としていたサンダーは、第2戦で圧倒的な強さを発揮。
エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーが30分11秒の出場時間で34得点を挙げ、計8人が2桁得点を挙げるなどナゲッツをオフェンスで圧倒した。
第1戦を落としスイッチの入ったサンダー
試合開始と同時に若さによる積極性を全開にしたサンダーが第1クォーターで45点を奪い一気に差を広げる。
30歳以上のベテランはスターターに1人もおらず、ベンチメンバーも若い選手ばかりだ。
ホームで一度勢いに乗ったウェスタンシード1のチームを逆転するのはあまりにも難しく、ナゲッツはそのオフェンスを防ぎきれず前半だけで31点差を付けられてしまう。
第3クォーターもサンダーの勢いは止まらず、最大48点差まで広げられた。
エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは34得点8アシスト4リバウンドと大車輪の活躍を見せたが、プレー時間は30分程度と疲労を第3戦に持ち越さずに済んだ。
211㎝のヨキッチとの1on1を制して得点を挙げるなど、抜群の存在感を放ったシェイ・ギルジャス・アレキサンダー。
コンディションの良い状態でナゲッツのホームで行われる第3戦に臨むことが出来そうだ。
カンファレンスファイナルは手負いのカリー擁するウォリアーズか、歩廊困憊のウルブズか
もしもサンダーがこの勢いのままカンファレンスファイナルに勝ち進んだとしたならば、相手はウォリアーズとウルブズの勝者となる。
ウォリアーズはステフィン・カリーがハムストリングを負傷し離脱しており、勝ち進んだとしてもカリーは手負いの状態で出場することになるだろう。(欠場の可能性もあり)
ウルブズが勝ち進んだとしても、エースのアンソニー・エドワーズは現在5試合連続40分以上のプレー時間となっており、今シーズン何度かふくらはぎを痛めるなどコンディションは万全とは程遠い。
この2試合は40分以上プレーしながら15得点、23得点と得点力も下がってきている。
そういった意味では、ウォリアーズ、ウルブズのどちらが勝ち進んできてもサンダーが有利な状況となりそうだ。
果たしてサンダーは勢いのまま第3戦も勝利するのか、5月10日に行われる第3戦に注目だ。
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