
八村塁、豪快ダンク&3ポイント5本成功含む23得点と活躍もレイカーズはウルブズに負けプレイオフ敗退
八村塁(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
5月1日(日本時間)、NBAプレイオフ第5戦「ロサンゼルス・レイカーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ」の一戦が行われ、96-103でティンバーウルブズが勝利した。
第4戦を終え1勝3敗と後がなくなっていたレイカーズは、ウルブズのビッグマン、ゴベアを抑えきれず敗戦となった。
八村塁は23得点(3ポイント成功率62.5%、8本中5本成功)4リバウンドと活躍したが、レイカーズを勝利に導くことはできなかった。
この結果4勝を挙げたティンバーウルブズがカンファレンス準決勝に進出した。
前半10点差を付けられるも巻き返したレイカーズ
ティンバーウルブズは第1クオーター、第2クオーターで216㎝のビッグマンであるルディ・ゴベアが20得点と爆発。
エースのアンソニー・エドワーズをある程度抑えたが、前半で10点差を付けられる苦しい展開となった。
前半終了残り1分にはレイカーズのエースドンチッチがドンテイ・ディビンチェンゾの激しいブロックにより背中を負傷しロッカーに下がってしまう。
八村は第1クオーターにゴベアを相手に豪快なダンクを決めるなど抜群の存在感を放った。
前半で10得点を奪うと、第3クオーター以降も3ポイントを着実に決めチームを引っ張る。
ドンチッチがコートに復帰したレイカーズは第3クオーターで追いすがるも敗戦
第3クオーターはレイカーズが息を吹き返す。
ドンチッチもコートに戻り、レイカーズが得点を重ねていく。
八村もドンチッチのアリウープパスを豪快にダンクを決めるなど、チームを鼓舞するようなプレイを連発させる。
最終クオーター残り10分で同点に追いついたレイカーズだが、試合終盤に力尽きリードを広げられてしまった。
ゴベアに27得点24リバウンドを取られるなど、スモールラインナップの弱さが露呈したレイカーズ。
リバウンドの数はレイカーズの37本に対して54本と大幅にウルブズが勝っていた。
スターターを酷使したレイカーズは最終クオーター終盤に力尽き、惜しくも勝利を逃した。
この敗戦でレイカーズはプレイオフ敗退となったが、来シーズン雪辱を果たすためにはやはり210㎝クラスの優秀なビッグマンの獲得が必須だといえるだろう。
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