
「NBA」プレイオフ初戦敗戦のレイカーズ、第2戦のキーポイントはA・エドワーズへのディフェンスか
オースティン・リーブス(写真:AP/アフロ)
NBAのプレイオフ第1戦が各地で行われているが、八村塁所属のレイカーズはホームで行われた第1戦を落としている。
4月23日に行われる第2戦を落とすと一気に苦しくなることからも、試合までに修正しておきたいところだ。
第1戦ではウルブズのエースであるアンソニー・エドワーズを狭いエリアに追い込むディフェンスがハマり、ドンチッチのタッチも良く、八村塁も3ポイントを決めるなど第1クオーターはレイカーズが主導権を握った。
しかし、その後はディフェンス面での弱さを露呈し第2クオーターで大きく差を広げられゲームを落とした。
レイカーズが第2戦までに修正すべきはエドワーズのマークとリアバウンドへの意識化
初戦を落としたレイカーズには、2つの不安点がある。
1つ目はドンチッチとレブロンに次ぐ得点源であるオースティン・リーブスだ。
レイカーズはリーブスにエドワーズのディフェンスをさせており、ディフェンスだけでかなり消耗が激しくオフェンスで力を発揮できなかったのだ。
レギュラーシーズン20得点以上奪う試合も多いリーブスがわずか16得点のみとなったのは、不調ということではなくディフェンス面の負担の大きさが関与しているはずだ。
ディフェンスでは膝に負担のある八村にエドワーズをぶつける手段もあるが、第1戦を見る限り八村の膝の状態は万全には程遠く、インサイドを任せた方が無難であるといえる。
2戦目以降もこのままリーブスをエドワーズのディフェンスにするのか、はたまた八村塁にスイッチさせるのか、それとも強気のディフェンスが可能なドリアン・フィニー・スミスをエドワーズに当てるのかが注目ポイントの1つとなるだろう。
ウルブズのエドワーズが第1戦の第3クオーターに足を痛めたが、第4クオーターにはコートに戻っていることからも、第2戦への影響は少ないはずだ。
2つ目の不安は、「リバウンドへの意識」だ。
エドワーズへのディフェンスだけでなく、リバウンドの面でもレイカーズは注意しなければならないだろう。
第1戦ではレイカーズのリバウンドが38本に対してウルブズは44本となっており、やはりインサイドの高さの面でレイカーズは不安を抱えているといえる。
チームとしてリバウンドを意識を高めてインサイドの攻防をいかに五分に持っていけるかもポイントとなるだろう。
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