アンソニー・エドワーズ(写真:AP/アフロ)

「NBAプレイオフ」八村塁所属レイカーズはNBAの次世代エース、アンソニー・エドワーズ率いるウルブズに挑む

アンソニー・エドワーズ(写真:AP/アフロ)
いよいよNBAのプレーオフが近づいてきている。

プレイイントーナメントが現在行われていて、明日(4月19日)に行われる試合後にはプレイオフに臨む全16チームが出揃うことになる。

日本で最も注目されるカードは、やはり八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズだろう。

レイカーズが注意しなければならないウルブズのビッグマン

ルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズといったNBAのビッグスター擁するレイカーズが有利と言われている「レイカーズ対ティンバーウルブズ」のプレイオフ1回戦だが、レイカーズにとっては相性の悪い相手だといえる。

実際にレギュラーシーズンの対戦成績は2勝2敗と五分となっている。

大きな要因の1つが216㎝のビッグマン、ルディ・ゴべアの存在だろう。

レイカーズはセンターのアンソニー・デイビスをトレードで失っているため、純粋なセンターはジャクソン・ヘイズしかいない。

ヘイズはシーズン中に力を付けてはいるものの、ゴベアと渡り合うことはまだできないだろう。

スモールセンレイカーズとしては、やはりティンバーウルブズのトップスコアラーであるアンソニー・エドワーズをいかに抑えられるかがポイントとなるだろう。
ターとして八村塁が対応することもあるが、このセンターポジションのミスマッチはレイカーズにって問題点となるはずだ。

若き天才、アンソニー・エドワーズを勢いに乗せないことも重要

ゴベアというビッグマンにどう対応するかも重要だが、レイカーズとしてはやはりティンバーウルブズのトップスコアラーであるアンソニー・エドワーズをいかに抑えられるかが最も重要なポイントとなるだろう。

マイケル・ジョーダンのようにどのようなシチュエーションでも独力で得点を重ねられるウルブズのアンソニー・エドワードは、アシスト能力がやや低いという弱点以外はレイカーズにとってまさに脅威となる。

若く勢いのあるエドワーズを波に乗らせるのは極めて危険だといえるだろう。

エドワーズは「みんながレイカーズの勝利を望んでいて、レイカーズが勝利すると思っている。最高じゃないか。」とヒール的な立ち位置を楽しんでいる。

23歳のアンソニー・エドワーズがレイカーズを粉砕しプレーオフで勝ち進めば、40歳のレブロン・ジェームズとの対比によって「世代交代」を象徴するような戦いとして後世に残ることだろう。

レイカーズがエドワーズに誰を付けてくるのかが重要となるが、誰であれ自由にプレーさせないタイトな守備が必須となるだろう。

果たしてレイカーズは次世代スターの1人であるアンソニー・エドワーズを抑えることができるのか、注目だ。

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