ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「NBA」ウェスタン3位確定のレイカーズ、プレーオフ初戦の相手は最終戦の結果次第に

ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
NBAのレギュラーシーズンも各チーム残り1試合となったが、ウェスタン・カンファレンスでは4位~7位が最終戦の結果次第で入れ替わる可能性があるため、3位を確定させたレイカーズのプレーオフ初戦の相手はまだ決定していない。

最終戦までもつれ込んだウェスタン・カンファレンスのプレーオフストレートイン争い

・レイカーズがプレーオフ初戦で対戦する可能性のあるチームと今シーズン対戦成績

対ウォリアーズ 4戦3勝1敗 平均117得点114失点
対グリズリーズ 4戦3勝1敗 平均123得点123失点
対クリッパーズ 4戦3勝1敗 平均110得点104失点
対ウルブズ   4戦2勝2敗 平均97得点103失点
対ナゲッツ   4戦2勝2敗 平均118得点117失点 

ナゲッツが明日行われる最終戦でロケッツに勝利した場合、ウェスタン4位が確定する。

仮にこの試合でナゲッツが負けてしまうと、ウォリアーズ対クリッパーズの試合の結果によって5位となる可能性がある。(クリッパーズが勝利した場合)

しかし、今シーズンのウェスタンはさらに複雑な状況で最終戦を迎えている。

例えばナゲッツとクリッパーズが敗戦し7位のティンバーウルブズがジャズに勝利したならば、4位から7位までが同勝率で並ぶことになる。

同勝率の場合は直接対決の結果によって順位が決まることになる。

レイカーズは6位のチームとの対戦となるが、4チームのいずれの対戦となっても負け越しているチームはないためそれほど苦手意識はないはずだ。(ウォリアーズとグリズリーズ、クリッパーズには3勝1敗と勝ち越しているため、精神的に優位に戦えるかもしれない)

紆余曲折ありながらも良い状態でプレーオフに臨めるレイカーズ

今シーズンのレイカーズは、トレードによるルカ・ドンチッチの加入によって例年よりも注目されることになった。

NBA屈指のオフェンス陣となったものの、怪我人が続出するなどなかなか波に乗り切れなかった。

しかし、レギュラーシーズン終盤には八村塁やレブロンなど怪我人も戦列に復帰し、懸念されたディフェンスの意識も高まりつつある。

試合を重ねることでチームとしての成熟度が増し、4月7日には圧倒的な強さを誇るサンダーにも勝利した。

もしもスターターがコンディションを崩さずにプレーオフを戦い抜けるなら、NBAファイナルに進出する可能性も十分にあるといえるだろう。

果たしてプレーオフ初戦の相手はどのチームになるのか。

NBA最終戦は明日(日本時間4月14日)行われる。

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