ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

昨夜ヒーローのレブロンが痛恨のミス!ブルズにブザービーターで敗れプレーオフストレートイン黄色信号

ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月28日(日本時間)、NBA「シカゴ・ブルズ対ロサンゼルス・レイカーズ」の一戦が行われ、119-117でシカゴ・ブルズが勝利した。

前日の試合では残り時間0.1秒でレブロンが劇的な得点を奪い勝利したレイカーズだったが、今日のブルズ戦ではそのレブロンが残り10秒を切ってから痛恨のターンオーバーを犯してしまい、結果的にブザービーターで敗戦となった。

プレーオフストレートインに黄色信号のレイカーズ

試合は第3クオーター終了時点では圧倒的にレイカーズが有利に進めていたが、最終クオーターでブルズに一気に巻き返されてしまう。

最終クオーター残り9秒8でブルズのパトリック・ウィリアムズにコーナースリーを決められてしまう。

この時点でスコアは115対113とまだレイカーズが有利であったわけだが、ここで百戦錬磨のレブロン・ジェームズがありえないミスを犯してしまう。

レブロンが簡単なパスをターンオーバーしてしまい、その流れからコビー・ホワイトに3ポイントを決められてしまう。

115対116と逆転されたレイカーズは、残り3.3秒でオースティン・リーブスがレイアップを決め再逆転するも、ハーフライン手前からブルズのジョシュ・ギディーにブザービーターを沈められまさかの敗戦となった。

前日のペイサーズ戦で劇的な勝利を収めチームに勢いがついたかと思われたが、このブルズ戦で最悪な負け方をしたことにより一気に苦しい状態に陥ったといえる。

これで5位のレイカーズが44勝29敗(勝率.603)、6位のクリッパーズが41勝31敗(勝率.569)、7位ウォリアーズが41勝31敗(勝率.569)、8位ティンバーウルブズが41勝32敗(勝率.562)と差がほとんどなくなってきている。

レイカーズは3月30日に4位のグリズリーズと試合をし、4月には2位ロケッツとの試合が2試合、1位サンダーとの試合が2試合残されているため、かなり苦しいスケジュールとなる。

4月4日には7位ウォリアーズとの試合も残されており、結果次第ではプレーオフストレートインが難しくなる可能性もある。

ブルズ戦は八村塁が欠場しており、30日のグリズリーズ戦を良いコンディションで臨めるのはポジティブな材料だといえる。

果たして同じ勝率のグリズリーズに勝利し下位にプレッシャーを与えることができるのか、30日のグリズリーズ戦に注目だ。

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