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「NBA」ドンチッチ14得点11リバウンドも完全復活には至らず!八村塁も17得点と気を吐くも勝負弱さ露呈
八村塁(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
2月20日、NBA「ロサンゼルス・レイカーズ対シャーロット・ホーネッツ」の一戦が行われ、97-100でシャーロット・ホーネッツが勝利した。
オールスターゲームを挟み2連敗となったレイカーズだが、トレードで加入したルカ・ドンチッチとの融合はまだ時間がかかりそうだ。
14得点11リバウンドもFG%が27.8%と低調だったドンチッチ
レイカーズはドンチッチの加入によってオフェンス特化のチームへと舵を切ったわけだが、まだ安定性と爆発力は期待されたレベルではない。
このホーネッツ戦では、第3クオーターにオースティン・リーブスが審判への抗議により退場になったアクシデントがあったにせよ、ドンチッチや八村のプレーの質がそれほど高くなかったため、97得点とオフェンスの出来は良くなかった。
特にドンチッチはFG%が27.8%(18本中5本成功)、3ポイントは11.1%(9本中1本成功)とかなり本調子とは程遠い状態だ。
11リバウンド8アシストはさすがの数字だが、最大の武器であるオフェンス力といった面ではまだまだ物足りない。
ドンチッチ自身も「まだもう少し時間がかかる」とコメントしており、万全のコンディションに戻るのは数試合後からとなるだろう。
勝負弱さを露呈した八村
八村塁も、チーム2位となる17得点は挙げたものの、試合終盤にフリースローを外すなど勝負弱さが垣間見えた。
それ以外にもレブロンからのパスを受けシュートの選択をしなかった場面もあり、ここぞという時に頼りになる選手にはまだなり切れていない。
得意の3ポイントが12.5%(8本中1本成功)とドンチッチ同様かなり低くなったことは気になるところだ。
ただし全体の数字自体はFG%43.8%(16本中7本成功)とまずまずであり、リバウンドも8本と存在感はあった。
この試合はレブロン1人が気を吐いたが、ドンチッチがコンディションを上げ八村が勝負強くなってくれれば、NBA屈指の攻撃力を安定して披露できるようになるはずだ。
レイカーズの次戦は、2月21日のトレイル・ブレイザーズ戦となる。
果たしてホーネッツ戦からチームを立て直すことができるのか、試合の行方に注目だ。
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