「NBA」昨季王者サンダー失速の要因と2連覇に向け意識すべきこと

シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(写真:AP/アフロ)

シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(写真:AP/アフロ)
1月30日、NBA「ミネソタ・ティンバーウルブズ対オクラホマシティ・サンダー」の一戦が行われ、123-111でティンバーウルブズが勝利した。

サンダーは直近5試合で2勝3敗と負け越しており、2連覇に向け暗雲が立ち込めている。

怪我人続出、蓄積された疲労が低調の要因か

昨季王者サンダーは毎試合5人以上(多い時には7人以上)が2桁得点を挙げられるほど選手層が厚いチームだが、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーに次ぐ得点力を誇るジェイレン・ウィリアムズやアレックス・カルーソ、アイザイア・ハーテンシュタインといった主力選手が負傷離脱し苦しい時期を過ごしている。

シーズン序盤は残った選手たちの疲労感がまだ溜まっていなかったため乗り切れたが、後半戦に差し掛かったこのタイミングでは蓄積された疲労によって負傷者の穴をカバーしきれないでいる。

昨季の得点王&MVPのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーとCのチェット・ホルムグレンが健在であるため、まだウェスタン・カンファレンス首位(38勝11敗)をキープできているが、2位のスパーズとのゲーム差は「5」に縮められている。

シーズン序盤では「NBA最高勝率を更新するシーズンになるのでは?」と期待されていたが、すでにその夢は潰えている。

サンダーがすべきは目先の勝利を追い求めるのではなくベストなチーム状態になるまで冷静に戦い続けるスタンス

怪我人が多く負けが増えている現状を踏まえれば、エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーなどが無理をしてチームを勝たせるようなムーブをしてしまう可能性もあるが、これは得策ではないだろう。

負けが増えているとはいえ、ウェスタン・カンファレンスで首位を独走しており、プレーオフへの進出はほぼ間違いないため焦る必要はない。

本当の勝負となるプレーオフまでに負傷者が復帰しコンディションを高めてくれれば、NBA屈指のディフェンス力とオフェンス力を誇るサンダーが復活し、連覇への可能性は自然と高まるはずだ。

サンダーの次戦は2月2日、敵地で行われるナゲッツ戦となる。

強豪同士の対決となるだけに注目だ。