
レブロンの負傷後連敗となったレイカーズ、残り試合の結果次第ではでプレイイン・トーナメントに進む可能性も
オースティン・リーブス(写真:AP/アフロ)
ルカ・ドンチッチの加入によりチームがポジティブな方向へ大きく変化したレイカーズだが、シーズン終盤に差し掛かったこのタイミングで試練が訪れている。
八村塁に続きチームの柱であるレブロン・ジェームズも故障リスト入りし、チームも2連敗中となっているからだ。
プレーオフストレートイン濃厚からプレイイン圏内降格の可能性も
NBAのレギュラーシーズンは82試合行われるが、レイカーズは今季63試合を消化しているため残りの試合数は19試合となる。
40勝23敗の勝率.635でウェスタン・カンファレンス3位につけているレイカーズだが、実はプレーオフストレートインは現在の順位から想像するほど高確率ではない。
NBAでは各カンファレンス6位までがプレーオフにストレートインできるが、7位~10位のチームはプレーオフに進む残りの2枠を争うことになる。
レギュラーシーズン終了時点でこのプレイイントーナメントにレイカーズが参加することになる可能性もまだ残されているのだ。
現在ウェスタンカン・ファレンスの6位はウォリアーズで37勝28敗の勝率.569、7位のティンバーウルブズは37勝29敗の勝率.547となっている。
もしも今後10試合でレイカーズが3勝7敗と大きく負け越したならば、43勝30敗の勝率.589となる。
逆にウォリアーズとティンバーウルブズが7勝3敗と大きく勝ち越せば、ウォリアーズが44勝31敗の勝率.586、ティンバーウルブズは44勝32敗の勝率.579となる。
この時点で3チームの勝率はほぼ同じになるため、シーズンの残り試合数で逆転される可能性も出てくるのだ。(レイカーズ以外の5位以上のチームが大幅に勝率を落とさないと想定した場合)
レイカーズは八村塁、ジャクソン・ヘイズに続きレブロン・ジェームズという主力が相次ぎ負傷離脱となっているため、戦力は大幅に低下している。
ドンチッチがその圧倒的な得点力とアシスト力でチームを牽引しているが、チーム戦力的には相手を圧倒できるほどではない。
そういった意味では、ダルトン・コネクトや怪我から復帰したばかりのオースティン・リーブスらがレブロンや八村が復帰するまでにどれだけドンチッチとともにチームを牽引できるかが重要なポイントとなるだろう。
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