河村勇輝(写真:AP/アフロ)

「NBA」グリズリーズ河村勇輝、ホーム開幕戦の終盤に出場も見せ場作れず!

河村勇輝(写真:AP/アフロ)
10月27日、NBA「グリズリーズ対マジック」の一戦が行われ、124対111でグリズリーズが勝利した。

グリズリーズはこの勝利で2勝1敗とし、上々のシーズンインとなった。

前日に行われたロケッツ戦で日本人4人目となるNBA選手となった河村勇輝は、この日もベンチ入りし4クォーター残り2分4秒から出場となった。

グリズリーズは抜群の攻撃力と穴のない守備でマジックに完勝

ロケッツ戦の第4クォーターで3分34秒出場し、1アシストを記録した河村は、この日もベンチスタート。

グリズリーズはジャ・モラントやアルダマ、ジェイ・ハフ、ピッペンJrなどが絶好調で、穴のない守備によってマジックのターンオーバーをいくつも誘発していく。

ただし、前日の試合同様に第3クォーターで大崩れしたグリズリーズは、20点差以上あった点差を1ケタに戻される。

しかし、持ち直したグリズリーズはここから点差を広げ、再び大差をつけた。

第4クォーター終盤はほぼ勝負が決した状態となり、ベンチメンバーを投入する余裕を見せた。

河村は残り2分4秒から出場もミスが目立ちアピールできず

第4クォーター残り4分53秒の時点で24点差としたため、河村勇輝の出場も期待されたが、このタイミングでは起用されず。

河村は2分4秒のタイミングでNBA2試合目となる出場を果たしたが、その内容は最悪ともいえるものだった。

ターンオーバー1つと3ポイント2本を落とし、自身のマッチアップした選手に複数回3ポイントを決められるなど、良いプレーは見せられず。

河村と同じ2WAY契約のジェイ・ハフがこの試合では18得点と大活躍。

明暗が分かれた形となった。

現在はロスターに複数人の怪我人がいるためベンチ入りできている河村だが、この日のアピールの失敗で立場的には難しい状態に追い込まれたといえる。

10月29日にブルズ戦、31日にネッツ戦を控えるグリズリーズだが、果たして河村は再びチャンスを与えられるのか、注目だ。

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