
写真:ZUMA Press/アフロ
開幕が近づくNBAで最も日本人ファンに注目されているチームといえば、河村勇輝が所属するシカゴ・ブルズと八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズだろう。
特にブルズと新たに2WAY契約を結んだ河村勇輝は、アメリカ2年目となるため昨シーズンよりも期待感が高いといえる。
夏の期間に課題に取り組みレベルアップした河村
昨シーズン、グリズリーズの一員としてスペシャルなアシストで沸かすなどガベージタイムを中心に22試合に出場した河村だが、この夏の期間も自身の課題に取り組んだ。
3ポイントシュートの精度はシーズン終盤にかけて良くなっていったが、この夏でさらにその精度を高めている。
さらにディフェンスに関してもレベルアップ中だが、特にドライブからのシュートというプレーに磨きをかけてきた。
ドライブによる得点が増えれば必然的にペイント内にマークが集中し、アシストパスの機会が増える。
河村が今後NBAの本契約を掴み取るために必要不可欠なスキルであるといえるだろう。
もしも鋭いドライブからのレイアップやジャンプシュートのレベルが上がれば、身長のハンデを感じさせないPGとして長い期間NBAの舞台でプレーできるはずだ。
その逆にもしもこの壁を越えられなければ、「パスは上手いがドライブからの得点はほとんどなくそれほど怖くはないPG」というレッテルが貼られ、本契約を勝ち取れる可能性も低くなってしまうだろう。
シカゴ・ブルズのプレシーズンスケジュール
ブルズはキャンプを経て5試合のプレシーズンをこなし、10月23日に開幕初戦となるピストンズ戦を迎える。
背番号「8」を与えられた河村は、まずロスター入りを目指しキャンプでアピールする必要がある。
10月8日、キャバリアーズ対ブルズ
10月10日、ブルズ対キャバリアーズ
10月13日、ブルズ対バックス
10月15日、ナゲッツ対ブルズ
10月17日、ブルズ対ウルブズ
開幕戦、10月23日、ブルズ対ピストンズ
果たして河村は開幕からロスター入りすることができるのか。
キャンプとプレシーズンマッチのプレーに期待しよう。
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