パリ五輪経由NBA行きを狙う河村勇輝、「エグジビット10契約」から田臥勇太以来となるPGのNBAプレーヤーを目指す!
河村勇輝(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
ペイサーズとの「エグジビット10契約」が発表された富永啓生(23)に続きまたも日本バスケ界に嬉しいニュースが飛び込んできた。
バスケットボール男子日本代表の河村勇輝(23)が、NBAのメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10契約」を交わしたのだ。
河村はパリオリンピック後、契約締結予定の9月に渡米し、グリズリーズのトレーニングキャンプに参加する。
10月のNBA開幕までにツーウェイ契約を勝ち取れれば、念願のNBAデビューが現実となる。
日本バスケ史上最高のPGがNBAに挑む!
NBAのサンズに所属した経歴を持つ田臥勇太や日本代表のキャプテンを務める富樫勇樹など、日本バスケ界は優秀なPGを何人も輩出しているが、そうした選手たちを超える逸材と称されているのが、河村勇輝だ。
身長は172センチとPGの選手の中でも小柄だが、抜群のスピードとテクニック、そして強い精神力を持ち合わせている。
一度波に乗ると手が付けられなくなる爆発力も兼ね備えており、22歳とまだ若いため今後さらに選手としての実力を伸ばしていく可能性は高い。
パリオリンピックで活躍すればよりNBA入りが近づく
河村はパリオリンピックに出場するバスケットボール男子日本代表候補に選ばれており、12名の代表メンバーに選出されるのはほぼ間違いない。
キャプテンの富樫とポジションが同じであるため、スターター争いはハイレベルだが、河村が目指しているのは世界一のバスケリーグであるNBAである。
日本バスケ界屈指の実力者である富樫よりも多くのプレータイムを獲得し、チームを勝利に導く活躍を見せなければならない。
相手は世界ランキング3位のドイツ代表、9位のフランス代表、12位のブラジル代表と日本よりも遥か格上だが、NBAプレーヤーである八村塁が加わったことで勝利できる可能性もわずかながらUPした。
渡邊雄太も左ふくらはぎの肉離れがパリオリンピックまでに完治すれば、大きな戦力となる。
果たして河村はパリオリンピックで世界を驚かせる活躍を見せ、グリズリーズのトレーニングキャンプでアピールを成功させ夢のNBAプレーヤーとなれるのか。
今後の活躍に期待しよう。
Follow @ssn_supersports