
河村勇輝がハッスルで有終の美!21得点8アシストと活躍し今後はグリズリーズの4月シリーズ参戦か
河村勇輝(写真:AP/アフロ)
3月30日(日本時間)、Gリーグ「メキシコシティ・カピタネス対メンフィス・ハッスル」の一戦が行われ、112-119でメンフィス・ハッスルが勝利した。
グリズリーズと2WAY契約を結んでいるハッスルの河村勇輝はこの試合にスターターとして出場し、21得点8アシストを記録するなど勝利に貢献している。
この試合がGリーグ最終戦となることから、4月からはグリズリーズの試合に帯同する可能性もある。
確かな手応えを掴んだGリーグでのプレー
まだシーズンは終了していないが、NBAにチャレンジした河村の1年目は予想以上の出来だといえるだろう。
グリズリーズで2WAY契約を勝ち取り、ガベージタイムのみとはいえNBAの試合にも出場することもできた。
主戦場となったGリーグでは、2桁得点を奪う試合も多く、アシストも量産するなどPGのスターターとして確かな実力を披露し続けた。
最終戦となったカピタネス戦でも、司令塔としてのプレーはもちろん、3ポイント(7本中5本成功)も冴え渡り、確かな存在感を放った。
3ポイントは弱点の1つであったが、3ポイントラインの距離にも慣れ成功率も確実にUPしてきている。
これは本契約獲得を狙う上で非常に大きな改善点だといえるだろう。
ディフェンスではハーフコートの激しいディフェンスはもちろん、フルコートでもボールを運ばせない気合の入ったディフェンスで相手PGを苦しめた。
今後はグリズリーズの試合に帯同する可能性あり
ハッスルの試合に出場してきた河村は、2WAY契約のNBA出場上限に達していないため、今後グリズリーズの試合に帯同することが可能だ。
グリズリーズのレギュラーシーズンは残り9試合と少ないが、この9試合に帯同しわずかでも試合に出場できれば、大きな経験となる。
河村のアメリカ挑戦1年目はもうすぐ終わるわけだが、来シーズンに繋げるためにもグリズリーズの残り試合で爪痕を残したいところだ。
もしも出場時間がほとんどなかったとしてもチームはプレーオフストレートイン争い真っ只中であるため、緊迫したハイレベルな試合を肌で感じることができる。
果たして河村はNBAの本契約を勝ち取ることができるのか、今後も目が離せない。
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