河村勇輝（写真：AP/アフロ）
24勝13敗でウェスタン・カンファレンスの3位につけるなど絶好調のグリズリーズだが、怪我人続出によりピンチに陥っている。
特にガード陣に怪我人が多く、今後河村勇輝の出場機会が増えていくかもしれない。
ジャ・モラントを筆頭に怪我人続出のグリズリーズ
肩の怪我により週単位での離脱となっているエースのジャ・モラントだが、それ以外にも怪我人が続出している。
マーカス・スマートは右手人差し指の怪我により約2週間の離脱、サンティ・アルダマやデズモンド・ベインも怪我により離脱しており、ガード陣は特に手薄な状態となっている。
今後河村勇輝の出番が増える可能性大
1月6日のマーベリックス戦では、NBAで初となる第1クオーターからの出場を果たした河村。
ガベージタイム（試合の勝敗が決した後の残り時間）以外で出場したのはこの試合が初となった。
左肩鎖関節捻挫の怪我を負いプレーできるか不透明ではあったが、完全に治ってはいないもののグリズリーズのガード陣が怪我人続出のため急遽プレーすることとなった。
3ポイントは1本放つも失敗で、短い時間で2つのファールを犯すなどやや精彩を欠いたが、アシストは1つ成功させた。
この試合でNBAのベンチ入りが26試合となり、今シーズンでベンチに入れる残り試合数は24試合となった。
2WAY契約である河村は仮にグリズリーズがプレーオフに進出したとしてもベンチ入りすることができない。
つまり、トップレベルのNBAで今シーズン経験を積めるのはあと24試合しかないということだ。
開幕からしばらくはガベージタイムで出場してもことごとく3ポイントを外していた河村だったが、ここ数週間は良い感触でシュートを放っており、成功率も上がってきている。
残りの24試合でさらに実力を高めるためにも、1試合1試合を無駄にせず多くのことを吸収すべきだろう。
来シーズングリズリーズで再び2WAY契約選手としてプレーするのか、はたまたより出場機会がもらえる可能性のある他のチームへ移籍となるのかはまだわからないが、残りの期間で少しでもNBAで活躍できるレベルに成長しておきたいところだ。
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