
河村勇輝はNBA挑戦継続も富永啓生はBリーグ濃厚!それぞれの選択で高みを目指す!
河村勇輝(写真:AP/アフロ)
5月22日、NBAの下部リーグにあたるGリーグ、マッドアンツに所属していた富永啓生がBリーグ入りすることが濃厚となった。
レバンガ北海道入りが濃厚と目されている。
これに対して今シーズンNBAのメンフィス・グリズリーズとGリーグのメンフィス・ハッスル双方でプレーした河村勇輝は、NBA挑戦継続が濃厚となっている。
最終目標はNBAも富永啓生は日本でプレー時間確保しながら成長を目指す
GリーグからNBAを目指した富永啓生は、アメリカで順調とは言えないスタートを切った。
1年目のスタッツは25試合、平均出場時間7分48秒、3.4得点、0.2アシスト、0.7リバウンドとなった。
得意の3ポイントも1試合3本以上決めたのが2試合のみと不調のまま終わった。
今の実力ではNBAにはたどり着けず、出場機会の少ないGリーグでは成長も鈍化すると判断したのだろう。
近年レベルが上がっているBリーグで腕を磨き、再度NBAを目指すこととなった。
NBA挑戦継続の河村はグリズリーズとの2WAY継続か、それとも・・・
富永に対して河村勇輝は成功といえるシーズンを送った。
ガベージタイムのみとはいえ、夢だったNBAのコートでプレーすることを実現させた。
Gリーグでも31試合に出場し平均出場時間31分43秒、12.7得点、8.4アシスト、3.0アシストと素晴らしい成績を残した。
個人プレーに走りがちなチームメートとプレーする中でこの数字はさすがの一言だ。
ただし、NBAの壁は高く険しい。
まずはグリズリーズがクオリファイング・オファー(通称QO)を河村に出すかに注目だ。
2WAY契約は2年間継続可能であるため、オファーがあれば河村は来シーズンもグリズリーズと2WAY契約を結ぶことができる。
ただし、選択肢としてはもう1つある。
グリズリーズからオファーがあったとしても断り、フリーエージェントになって他チームからの本契約オファーを待つ選択肢だ。
オファーがあればその選択肢を選ぶことも出来るだけでなく、グリズリーズが同条件(本契約)で引き留める可能性もある。
河村の実績とポテンシャルを考えると、きわどい判断となる。
2WAY契約継続かフリーエージェントか。
河村の今後の動向に注目だ。
Follow @ssn_supersports