
ジョシュ・ホーキンソン(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
7月27日、サウジアラビアで行われるFIBAアジアカップ2025に臨む日本代表メンバーが発表された。
サマーリーグに参戦していた富永啓生と馬場雄大が復帰したが、NBAシカゴ・ブルズと2WAY契約を結んだ河村勇輝は選出されなかった。
FIBAアジアカップ2025日本代表メンバー
富樫勇樹(背番号2、PG、31歳、千葉ジェッツ所属)
ジェイコブス晶(背番号4、SF、21歳、フォーダム大所属)
テーブス海(背番号7、PG、26歳、アルバルク東京所属)
金近廉(背番号13、SF、22歳、千葉ジェッツ所属)
狩野富成(背番号14、C、23歳、サンロッカーズ渋谷所属)
馬場雄大(背番号18、SF、29歳)
西田優大(背番号19、SG、26歳、シーホース三河所属)
ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(背番号23、PG、22歳、サンロッカーズ渋谷所属)
ジョシュ・ホーキンソン(背番号24、C、30歳、サンロッカーズ渋谷所属)
富永啓生(背番号30、SG、24歳、レバンガ北海道所属)
吉井裕鷹(背番号91、SF、27歳、三遠ネオフェニックス所属)
川真田紘也(背番号99、C、27歳、長崎ヴェルカ所属)
主将は馬場雄大とジョシュ・ホーキンソンが 務めることになった。
バスケットボール男子日本代表は8月6日に世界ランキング71位のシリア代表と対戦。
その後は8月8日に世界ランキング28位のイラン代表、8月10日に世界ランキング88位のグアム代表と対戦する。
グループ1位になれば8強入りが確定し、2位もしくは3位になれば準々決勝進出を懸けた決勝トーナメント1回戦に回ることになる。
優勝のカギはホーキンソンのPF起用か
八村塁や河村勇輝、渡辺雄太は選出されていない日本代表が優勝を目指すには、ホーキンソンをどれほど活かせるかが重要となるだろう。
日本代表は世界ランキング21位と今回参加する国の中では2番目に高い(1位は世界ランキング7位のオーストラリア代表)が、下馬評はそれほど高くない。
しかし、ジェイコブス晶や富樫勇樹、馬場雄大など確かな実力者がおり、爆発力のある富永啓生もいる。
ホーキンソンが柱であることには変わりないが、今回は狩野富成、川真田紘也という2人のセンターを選出していることから、ホーキンソンをPFとして起用する可能性もある。
センターを狩野や川真田が務めることでアウトサイドを得意とするホーキンソンが活きてくるはずだ。
オフェンスでいかにホーキンソンが活躍できるかが54年ぶりのアジアカップ優勝のポイントだといえるだろう。
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