八村塁(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

八村塁、ホークスにトレード濃厚。プレーオフ目指すのは難しいがスターター奪取の可能性はあり

八村塁(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
5月8日、米メディアの『ブリーチャーリポート』がレイカーズの八村塁を含む3選手とホークスのトレイ・ヤングの3対1のトレード案が浮上し着実に進行していると報じた。

レイカーズは来シーズンに向けた再編が必須となっており、八村はこの影響を受ける可能性がありそうだ。

トレードとなればチーム自体の格は下がるが八村自身はスターターも狙える

八村は、オースティン・リーブスとゲイブ・ビンセントと共にホークスへトレードに出される可能性が濃厚になった。

トレイ・ヤングとの3対1のトレードでホークスに加わる形となるが、レイカーズと比べればその歴史や今季の成績などチームとしての格は下がる。

しかし、八村にとってはよりNBAで活躍できる可能性が出てきたといえるかもしれない。

レイカーズではレブロン、アンソニー・デイビスが中心となり、八村にボールが渡る機会は少なかったが、ホークスであればよりボールに触れる機会は増えるはずだ。

ジェイレン・ジョンソンやディアンドレ・ハンター、ボグダン・ボグダノビッチらが直接的なライバルとなりそうだが、能力的には八村も負けていない。

トレイ・ヤングが抜けることになるため、ホークスの戦力は低下することになるが、それが八村自身にとってはチャンスとなりえるわけだ。

レイカーズはレブロン、A・Dにヤング加入で3枚看板に

レイカーズといえば、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2枚看板で戦ってきたチームだ。

ここぞという時にはレブロンとA・Dに頼ってきたわけだが、来シーズンはここにさらに頼れる男が加わりそうだ。

トレイ・ヤングはNBA屈指のガードとして知られており、切れ味鋭いドリブルとパスセンスに加え点が取れるという特徴を持っている。

25歳とまだ若く、それゆえに若干好不調のムラがあるが、今後はNBAを代表する選手へと成長する可能性が高い。

「俺はアトランタにいたい。けど同時に俺は勝ちたいんだ」

そう語るヤングだが、プレーオフ進出を逃したホークスではなくレブロンとA・Dというスター2人がいる名門レイカーズへ移籍することができれば、NBA制覇も夢物語ではなくなる。

果たして八村を含む3対1のトレードは実現するのか、その動向に注目だ。

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