八村塁(写真:AP/アフロ)

「NBA」レイカーズ、PO初戦ウルブズ戦は216㎝のゴベールをいかに八村塁が抑えられるかがポイントに

八村塁(写真:AP/アフロ)
4月16日(日本時間)、NBAのプレイイントーナメントが行われる。

「マジック対ホークス」、「ウォリアーズ対グリズリーズ」の2試合が行われ、勝利したチームはプレイオフへの出場権を獲得する。

八村塁が所属するレイカーズはレギュラーシーズンをウェスタンカン・ファレンス3位で終えており、同6位のティンバーウルブズとの対戦が決まっている。

A・エドワーズと216㎝のセンターR・ゴべアはレイカーズにとって難敵

ルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズの2枚看板にオースティン・リーブス、八村塁というオフェンスの選択肢もあるレイカーズは、NBAでもトップクラスのオフェンス力を有している。

しかし、ディフェンス面ではトレードによってアンソニー・デイビスを失ったことで高さの面で問題が生じている。

ドンチッチとレブロンの守備強度といった問題もある。

プレイオフ1回戦の相手であるティンバーウルブズは、レギュラーシーズン27.6点を誇るアンソニー・エドワーズがおり、オフェンス力は抜群だ。

さらに216㎝のビッグマンであるルディ・ゴベアもいるため、正直なところレイカーズは相性の悪い相手であるといえるだろう。

八村塁のディフェンス力がキーポイントに

アンソニー・デイビスが抜けたセンターは、レイカーズにとって大きな課題の1つとなっている。

213㎝のジャクソン・ヘイズを起用することも多いが、まだまだ攻守両面で頼れる存在とはなれていない。

そこで重宝されているのが八村のスモールセンターだ。

身長こそ203㎝だが、恵まれた体格とフィジカルの強さ、マークする相手を選ばない万能性など、ディフェンス面で非常に頼りになる選手となっている。

レギュラーシーズンではヨキッチを抑えた試合もあり、ビッグマンに対しても一定以上の効果が見込める。

とはいえ八村は左膝蓋腱炎で離脱するなど怪我を抱えながらのプレーとなる。

そうした意味では、レイカーズがティンバーウルブズはを破りプレイオフを勝ち進んでいくのはいかに八村が全力でプレーできる状態をキープできるかに懸かっていると言っても過言ではない。

プレイイン期間は十分に膝を休ませることができるため、ティンバーウルブズ戦はかなり活躍が期待できるだろう。

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