初心者でも理解できるバスケットボールのタイマーのやり方
バスケ部の選手やマネージャーは、練習中や試合などでタイマーを使う機会が多かったりします。
タイマーを計ると聞くと、それほど難しい役割ではないように思えますが、バスケットボールのルールは意外と複雑なので、しっかりとルールを覚えてタイマー操作をしていかなければなりません。
また、タイマー自体にも様々な機能が付いているので、それらも覚える必要があります。
「バスケ部に入部したプレーヤー」や「バスケ部のマネージャーになった人」は、今後のために覚えておいた方が良いと言えるでしょう。
この記事では、そんな「初心者でも理解できるバスケットボールのタイマーのやり方」について解説していきたいと思います。
バスケットボールで使用されるタイマー
バスケットボールで使用されるタイマーは、一般的なタイマーと違う点がいくつかあります。
一般的なタイマーは、主に「時間」を計る為に使用されますが、バスケットボールで使用されるタイマーは、時間の他にも「得点」「ピリオド」なども表示させることができます。
また、試合時間だけでなく試合前のアップ時間やインターバル、ハーフタイムなどの時間もこのタイマーで計ることになります。
スポーツタイマーでは、シャトルラン機能やボクシングなどのスポーツ用機能もありますので、最初にバスケット用の機能にセットする必要があります。
試合時間をセットする
バスケットボールの試合時間は、年代によって異なります。
アメリカで行われるNBAなどは12分クォーターですが、日本におけるミニバスは6分、中学生は8分、高校生以上は10分となっています。
試合開始前にこの時間をセットしましょう。
24秒、30秒の計測
バスケットボールは、ミニバスは30秒、中学生以上は24秒のショットクロックとなっています。
これを試合中に操作していきます。
リセットボタンを押すだけで24秒のカウントダウンがスタートします。
ボールがコート外に出たり、ファウルなどがあった際に審判がコールした際にストップボタンでタイマーを止めます。
まれに審判から24秒計に関して指示されるケースもあります。
その際は24秒計付近にある「+1秒ボタン」や「-1秒ボタン」で調整しましょう。
得点ボタン
得点ボタンは、「+1」が2つ、「-1」が2つあります。
バスケットボールでは、フリースローが1点、スリーポイントラインの中の得点は2点、ラインの外からの得点は3点となりますので、そのプレーの得点分だけプラスボタンを押しましょう。
間違えてしまった場合はマイナスボタンで修正することができます。
審判の指を見て何点なのかを確認してから得点を加算しましょう。
ミニバスの場合はスリーポイントラインの外からシュートを決めても2点なので注意しましょう。
タイマーを止めるタイミング
試合中にタイマーを止めるタイミングは、前述したファウルやボールが外に出て審判が笛を吹いたときの他にもあります。
「シュートが決まってもタイマーを止めないこと」が基本となりますが、タイムアウトを請求したチームの相手チームの得点が決まった時や第4ピリオドの最後の2分間でシュートが成功した時などにもタイマーを止めます。(延長時も)
審判が腕を真っすぐに伸ばしている時は時間が止まるという意味です。
また、スローインなどで審判が手を挙げている場合は、「時間が止まっている」ということを示しています。
審判が手を挙げている時はタイマー係の人も手を挙げるようにしましょう。
タイマーのスタートのタイミング
バスケットでは、ジャンプボールやフリースロー、スローインなど、どのタイミングでタイマーをスタートさせれば良いのか難しかったりします。
例えば、ジャンプボールの際はジャンパーがボールに触れた瞬間にタイマーを動かします。
また、フリースローの場合は最後のフリースローが外れて選手の誰かがボールに触れたタイミングでタイマーをスタートさせます。
スローインの場合は、スローイン時ではなく中にいる選手がボールに触れたタイミングでタイマーをスタートさせます。
ブザーのタイミング
タイマーの仕事は、試合前のアップやインターバル、ハーフタイム中にもあります。
・ゲーム開始3分前と1分30秒前の合図
・第1ピリオド終了後に2分間のインターバルを計測し、第2ピリオド開始30秒前の合図
・ハーフタイム(10分間)の計測と第3ピリオド開始3分前と1分30秒前の合図
・第3ピリオド終了後に2分間のインターバルを計測し、第4ピリオド開始30秒前の合図
これらの合図は両チームや審判にとって重要なものなので、気を抜かずにしっかりと行いましょう。
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