バスケットボールの値段の違い使用感の違い
バスケットボールは、ミニバスで5号球、中学生以降は男子が7号球、女子が6号球という違いはありますが、デザイン以外はそれほど違いがあるように思いませんよね。
しかし、実は使われている素材に大きな違いがあり、それによって使用感が大きく違ってきますし、値段もかなり差が出るものなのです。
安いバスケットボールであれば、1,000円代で購入することができますし、高い物であれば1万円を超えるものもあったりします。
いったいなぜそれほどまでに値段の違いが生じるのでしょうか?
この記事では、そんな「バスケットボールの値段の違い使用感の違い」について解説していきたいと思います。
バスケットボールの素材の種類と値段
バスケットボールは、見た目にはそれほど違いが見られませんが、その使われている素材に大きな違いがあります。
具体的には、3つの素材が使われていて、それぞれに特徴があるのです。
天然皮革
天然皮革のバスケットボールは、牛革によって作られています。
手に馴染む感覚はどのボールよりも優れていて、大会などの公式戦ではほとんどがこの天然皮革のバスケットボールが使用されます。
値段も非常に高く、8千円~1万2千円程度の商品が多くなっています。
天然皮革のバスケットボールは、屋内(体育館)での使用に限ります。
屋外のアスファルトや運動場では、すぐに革がボロボロになってしまうので、絶対に使用しないようにしましょう。
馴染むまでは若干滑りやすさを感じるかもしれませんが、使っていくうちにどんどん手に馴染みプレーしやすくなっていくはずです。
人工皮革
人工皮革は、見た目は天然皮革と同じように見えますが、使用用途が異なります。
屋内でも使用可能ですが、屋外のコートでも使用することができるボールとなっています。
値段は天然皮革と比べると非常に安くなっていて、およそ3,000円~5,000円程度となっています。
長く使っていくと、少しずつグリップ力が落ちてしまう傾向にあります。
近所に屋外のバスケットコートがあり、ちょっとした練習や3×3などを行う人であれば所有しておいた方が良いと言えるでしょう。
小学生が行うミニバスの試合では、人工皮革が使用されています。
合成皮革
合成皮革は、主に屋外で使用するバスケットボールで、天然皮革に近い素材なので、公式球に近い感覚でプレーすることができます。
値段は3,000円~5,000円程度となっています。
人工皮革と同じく屋外のコートでプレーする機会がある人は、所有しておくと良いと言えるでしょう。
ゴム
なるべく安いバスケットボールが欲しいという人は、ゴム製のバスケットボールを購入するのがおすすめです。
デザインも豊富で、値段も1,000円~3,000円で購入できます。
このボールは屋内でも使用できますが、主に屋外でのプレーに適していると言えるでしょう。
耐久性も高いので、長期間使い続けることができるでしょう。
遊びとしてバスケットをするのであれば、ゴム製でもOKでしょう。
EVA
EVAは、前述したボールよりも柔らかくて軽いバスケットボールです。
小学校低学年の子供でもリングに届くようになりますし、ケガのリスクも減らすことができるので非常におすすめです。
値段も2,000円~3,000円で購入することができるので、小さな子供のいる家庭は購入してみましょう。
バスケットボールのおすすめメーカー
バスケットボールは、前述したような素材の違いもありますが、メーカーによる違いもあります。
国内で使用されているバスケットボールメーカーは、以下の5つが挙げられます。
・モルテン
モルテンは、日本バスケットボール協会はもちろん、国際バスケットボール連盟も認定球としているメーカーです。
どのチームでも使うことの多いスタンダードなメーカーだと言えるでしょう。
・ミカサ
ミカサのバスケットボールもモルテンと同様に日本のバスケットでよく使われているメーカーです。
中学校や高校の全国大会では、このミカサのボールが公式球となっています。
・スポルティング
バスケットの本場アメリカのNBAで使用されているのがスポルティングです。
デザインも非常にカッコいいので、人気の高いメーカーとなっています。
・ナイキ
世界的スポーツメーカーのナイキのバスケットボールもおすすめです。
NBA選手のロゴの入ったボールもあり、高い人気を誇っています。
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