
予備予選からアツすぎた3x3.EXE PREMIER 2025 PLAYOFFS。
>>「選手と近い!」「攻守の展開が速い!」バスケ素人が世界トップレベルの試合を観に行ってみた<3x3.EXE PREMIER 2025 PLAYOFFS現地観戦記#1>
続いては、予選リーグの試合が始まった。
予選リーグ1試合目が決勝戦!?
そして、ついに本選となる予選リーグがスタートしたわけだが、この予選リーグもヤバかった。
というのも、オープニングゲームがSHINAGAWA CITY.EXE(品川シティ エグゼ)対UTSUNOMIYA BREX.EXE(宇都宮ブレックス エグゼ)という、去年の決勝戦のカードだったからだ。
厳密には、去年のプレーオフ決勝はALPHAS.EXE(アルファーズ エグゼ)対UTSUNOMIYA BREX.EXEだったのだが、ALPHAS.EXEはチーム活動が終了し、所属選手は全員SHINAGAWA CITY.EXEに移った。
つまり、SHINAGAWA CITY.EXEの実態はALPHAS.EXEと変わらないということだ。
そんなこともあり、「この試合はアツい」と小林さんから聞いていたが、本当にアツかった。
予備予選のレベルも十分高いと思っていたのに、この試合は素人目でもレベルの高さがわかった。
身体の当て方やシュート精度、パス回しのスピードと意外性などなど、あらゆる技術のレベルが高い。
一秒でも見逃してしまえば試合展開がわからなくなるぐらい、目まぐるしく攻守が入れ替わり、あっという間にオフィシャルハーフタイム(試合開始後5分に)に突入した。
ハーフタイムが明けても両チームの一進一退の攻防は続き、「これまじでどっち勝つんや!?」と終始思いながら観ていたのだが...
最後はUTSUNOMIYA BREX.EXEが試合終了間際にフリースローを獲得し、これを決めて20-18として勝利。
壮絶な打ち合いをUTSUNOMIYA BREX.EXEが制した。
一部では、「事実上の決勝戦」と言われていたらしいのだが、それも納得。
これが日本トップ、いや世界トップの3x3なのか。
女子では伏兵が躍動
さて、SHINAGAWA CITY.EXE対UTSUNOMIYA BREX.EXEの試合の後には、もうひと試合男子の試合を挟んで、いよいよ女子の試合もスタートした。
第1試合は、UENOHARA SUNRISE.EXE(上野原サンライズ エグゼ)とCT TIGERS.EXE(シーティータイガーズ エグゼ)の試合。
事前に小林さんから「UENOHARA SUNRISE.EXEは強いですよ」と聞いており、逆にCT TIGERS.EXEのほうはあまり前情報がなかったので、「UENOHARA SUNRISE.EXEが勝つのかな」と勝手に思っていた。
実際、序盤はUENOHARA SUNRISE.EXEの遠藤桐選手を中心に攻撃が展開され、UENOHARA SUNRISE.EXEが優勢の時間もあった。
が、気が付いたら徐々にCT TIGERS.EXEがボールを回したり、シュートを打つ回数が多くなっていき、さらに気が付いたら点数も逆転していた。
「あれ? このチーム強くね?」
UENOHARA SUNRISE.EXEも意地を見せて食らいついていくが、攻守において全体的にCT TIGERS.EXEが上回っていた印象。
そして、中盤でUENOHARA SUNRISE.EXEにファールが7つ溜まってしまうと、そこで得たフリースローをCT TIGERS.EXEがことごとく決めていく。
そして、最後は9-16で試合終了。優勝候補と聞いていたUENOHARA SUNRISE.EXEが、悔しい初戦黒星となった。
UENOHARA SUNRISE.EXEにとっては思わぬ“伏兵”にしてやられた形となったが、これは単純にCT TIGERS.EXEが強かった。
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