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山本由伸(写真:AP/アフロ)

ドジャースの山本由伸がいよいよメジャー復帰登板!11日のカブス戦で今永昇太と対戦か

山本由伸(写真:AP/アフロ)
待ちに待った瞬間がようやく間近に迫ってきている。

右肩の鍵盤損傷でIL(負傷者リスト)入りしていた山本由伸(26)が9月11日(日本時間)に行われるカブスとの一戦で復帰する可能性が高まった。

カブスはその一戦で今永昇太が先発投手として出場濃厚であるため、復帰戦が日本人対決となる可能性が高い。

山本は先発陣に怪我人が続出しているドジャースを救う存在となれるか

山本由伸の復帰は本人にとってはもちろん、ドジャースにとっても最高のニュースとなる。

なぜならば、現状先発陣が崩壊寸前だからだ。

先発の柱であるグラスノーが怪我でIL入りしており、長期離脱から復帰したカーショーも右足親指の骨棘の怪我でIL入りしている。

さらには今季11勝を挙げローテーションを守り続けてきたギャビン・ストーンが右肩の炎症でIL入りしてしまったのだ。

プレーオフに間に合わない投手も1~2人出てくる可能性もあるため、山本がこの時期に復帰し戦力として稼働できるようになることは非常にありがたい。

右肩鍵盤損傷という投手にとって重大な怪我を負っただけに無理はしてほしくないが、ドジャースがワールドシリーズ制覇をするためには必要不可欠なピースであることから、徐々に登板イニングを増やして結果を残してほしいものだ。

プレーオフまでに4試合登板が目安に

すでに3Aで複数のリハビリ登板をこなしている山本は、最速155㎞を記録するなど状態は徐々に仕上がってきている。

山本の復帰について問われたロバーツ監督は、残りのレギュラーシーズンで4試合に登板させるという方針だ。

ナショナル・リーグ西地区の1位を死守できる確率は高めとなっているため、ロバーツ監督はプレーオフを見据えて山本を起用することだろう。

11日のカブス戦は3回程度で降板させ、残りの3登板で徐々にイニングを増やしていき、プレーオフで5回以上をしっかり投げ切れる状態に持っていきたいと考えているはずだ。

最も怖いのは無理をしすぎて再び肩を痛めてしまうことであるため、プレーオフがあるとはいえ慎重に進めていくべきだといえるだろう。

果たしてプレーオフで活躍する山本を見ることができるのか。

まずは復帰戦に注目だ。

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