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山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

山本由伸が3回5失点の乱調も心配なし!大谷含む強力打線が爆発しドジャースが逆転勝利

山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月7日、MLBオープン戦「ドジャース対Wソックス」の一戦が行われ、12-9でドジャースが勝利した。

この試合に先発した山本由伸は3回を投げて被安打6の5失点を喫したが、ドジャースはフリーマンの満塁弾など打線が爆発し逆転勝利となった。

大谷翔平も2番DHで出場しており、2安打1打点と好調を維持している。

山本は5失点も深刻な問題とはならず

日本のプロ野球では滅多に見られない光景だった。

山本由伸が3回までに5失点を喫することなどほとんどないため心配をしている日本のファンも多いかと思うが、失点に関してはそれほど問題ではないだろう。

・現段階ではキャッチャーのサインに任せている

・ピッチクロックに慣れている段階である

・持っているすべての球種を試す時期である

・ボールの違いに慣れている段階であり、制球力はこれから間違いなく向上する

・メジャーのマウンドの硬さへの適応

要するに、いろいろと試しながら投球をしている段階であるため、失点数に関してはそれほど問題ではないのだ。

この試合で与えた四球も大きくストライクゾーンを外しているわけでない。

さらには失点の場面も内野ゴロの間に3塁ランナーが帰還した点も複数あった。

本人は「セットポジションのタイミングが合わないことが多かった」と反省の弁を述べているが、悪いなりにも4つの三振を奪っており、微調整を行うことで改善可能だろう。

こうした点を踏まえれば、気にするような内容ではないと判断できるはずだ。

そしてなにより、「失点しても逆転してくれるはず」と信じられる打線であることは大きい。

実際にこの試合もフリーマンの満塁弾などで12得点を奪い逆転勝利している。

山本も「打線が凄かった。自分はもっといいピッチングができるように集中していきたい」と述べているが、これは「ピッチングに集中できるチームである」ということであり、投手としては非常にありがたいはずだ。

シーズン開幕まで2週間を切ったが、まだもう一段階調整ができると考えれば、山本がシーズン序盤から活躍する可能性も十分にありえるといえるだろう。

メジャー初挑戦となる山本由伸の投球に今後も注目だ。

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