ドジャース山本由伸、実戦形式の登板で打者10人に対し6奪三振の圧倒的なピッチング
写真:山本由伸 (AP/アフロ)
2月22日(日本時間2月23日)、ドジャースのキャンプで山本由伸(25)がライブBPに登板し、打者10人に対して6奪三振と圧倒的なピッチングを披露した。
オープン戦に向けて最高の仕上がりを見せており、3月20日から韓国で始まる開幕シリーズの登板も現実味を帯びてきた。
なお山本は2月末に行われるオープン戦で登板する可能性が高い。
ロバーツ監督も山本由伸のピッチングを絶賛
メジャー初挑戦ながらキャンプで別格の実力を見せている山本由伸。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督もそのピッチングを絶賛している。
「(山本のピッチングは)良かったよ。実際のゲームで起用するのが待ちきれない」とコメントしている。
①対ヘイワード 空振り三振
②対バルガス 四球
③対フリーマン 見逃し三振
④対ヘイワード セカンドゴロ
⑤対バルガス サードゴロ
⑥対ヘイワード 空振り三振
⑦対バルガス 空振り三振
⑧対フリーマン 四球
⑨対ヘイワード 空振り三振
⑩対バルガス 見逃し三振
ヘイワード、バルガス、フリーマンの3人のみの対戦となったが、かなり上々の出来だったといえるだろう。
ストレートも伸びがあり、カーブやスプリットも非常にキレがある。
メジャーの強打者たちも山本のピッチングには手を焼くことだろう。
食生活の対策も万全
これまで順調に調整が進んでいる山本由伸だが、食生活の面でも対策は万全なようだ。
日本から調理師を呼び寄せており、栄養面や味の面でもストレスを感じることがない。
練習後に体のケアを行い、自宅に帰ってからは外出せずに昼寝をして過ごすなどリラックスもできているようだ。
不安点としては、オーバートレーニングによるケガのみとなる。
「早くメジャーで投げたい」という気持ちが強まるはずだが、焦らずにゆっくりと調整していくべきだろう。
大谷翔平、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツというメジャー屈指の打者3人がいるだけに投手としてこの上なく心強いはずだ。
果たして山本はメジャー初挑戦で10勝以上を記録することができるのか、そのプレーに注目だ。
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