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佐々木朗希が圧巻の6回無失点11Kで今季初勝利!WBCで成長し圧倒的な数字を残しそうな予感

写真:佐々木朗希(YONHAP NEWS/アフロ)
この男には日本は狭すぎるのか。

ロッテの佐々木朗希がZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に先発し、今季初勝利を挙げた。

6回を投げ無失点、11奪三振、被安打1というほぼパーフェクトな投球を披露。

球速も最速164キロを計測するなど、規格外の投球で観客を沸かせた。

WBCの影響で初登板が遅れるも圧巻の投球

今シーズンは開幕前にWBCがあったために、WBC公式球に慣れてしまうといった点が懸念されていたが、しっかりと初登板まで期間を空けて調整したことで問題なくプロ野球の公式球を投げれる状態となっている。

ダイナミックなフォームから繰り出されるボールは、当てることさえ難しいレベルに達している。

この試合では、スライダーやカーブといった変化球はあまり使わずに、ストレートとフォークを中心に組み立てた。

まだ1試合目ということもあり、試運転の要素も強かったわけだが、それでも三振の山を築いていくあたりさすがだ。

この試合の佐々木は、6回を球数80球で終えた。

打者19人に対して11奪三振を奪い、余力を持った状態でベンチに下がった。

この一戦で試運転も完了し、次の登板からはエンジン全開でスコアボードに「0」を並べていくはずだ。

その姿は、決して21歳の若手選手とは思えぬ貫禄さえある。

WBCを経験した選手全員にも言えることだが、やはりあのような大舞台を経験したことにより、選手としてのレベルは確実にUPしていると言えるだろう。

多くのメジャーリーガー相手に投球した経験はもちろんのこと、大谷翔平というメジャーでも屈指の実力とオーラのある選手のプレーをすぐ近くで感じることができたことは、佐々木にとって何よりも大きな財産となったことだろう。

佐々木がメジャーに行くのはまだ先の話となるが、それまでは日本球界で圧倒的な数字を残すことだろう。

山本由伸とのハイレベルなタイトル争いも要チェック

本日は、デーゲームで佐々木が登板したが、ナイトゲームでは「オリックス対ソフトバンク」の一戦も行われる。

その試合で先発するのは、2年連続投手4冠を達成した山本由伸だ。

WBCでも共闘した日本球界の宝もまた、今季初登板となる。

来年以降は山本がメジャーリーグに挑戦する可能性が高いため、2人のタイトル争いは今年で見納めとなる可能性が高い。

共にWBCでさらに成長し、圧倒的な実力を誇るだけに、ハイレベルなタイトル争いを繰り広げることだろう。

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