
佐々木朗希(写真:Creative 2/アフロ)
3年連続となるワールドシリーズ制覇を目指すロサンゼルス・ドジャースだが、投打共に戦力は増しておりその確率は高まっているようだ。
MLBトップクラスの実力者であるカイル・タッカー外野手を獲得したことで強力打線に注目が集まりがちではあるが、ドジャースの先発投手陣はさらに完成度が高くなっているといえる。
先発ローテの一角を目指す佐々木朗希もキャンプのライブBP(実戦形式の投球練習)で順調な仕上がりを見せており、激しいローテ争いに加わっている。
ジャイロ回転のスライダーを加え先発奪取に挑む佐々木
佐々木朗希のMLB挑戦1年目に関しては、先発ローテに限っていえば「失敗」だった。
先発マウンドに上がったのは8回(トータル出場は10回)。
その内容は1勝1敗の防御率4.46と期待されていたような結果を残すことができなかった。
しかし、ポストシーズンはクローザーとして活躍し(9試合登板、3セーブ、防御率0.84)そのポテンシャルの高さは示せたといえるだろう。
新シーズンを迎えるにあたり、佐々木は球種を増やした。
ジャイロ回転のスライダーをキャンプで試投しており、おそらくレギュラーシーズンでも取り入れるはずだ。
佐々木はストレートの割合が約50%で、35%程度スプリットを投げている。(約15%はスライダー)
つまり、打者としては2球種を考えれば良いため、狙われやすい投手であるわけだ。
もしも佐々木がジャイロ回転のスライダーをしっかりとモノにしストレートの割合を40%、スプリット30%、ジャイロスライダーを30%程度にできれば、打たれる確率は必然的に下がるだろう。
先発ローテを狙う優秀な投手が多いドジャース
新球種をモノにすればMLBのほとんどのチームで佐々木朗希は先発ローテに入れるだろう。
しかし、ドジャースの先発ローテ争いはどのチームよりも激しい。
山本由伸、大谷翔平、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーの4人はコンディションが万全ならば間違いなく先発ローテの一角を担うだろう。
この4人だけでもMLB屈指の投手陣といえるが、今シーズンはここに佐々木朗希、シーハン、ライアン、ストーン、ミラー、ロブレスキーが加わる。
6人ローテにする可能性が高いため、佐々木を含む6人の中から2人がローテに加わる形となる。
特にトミー・ジョン手術明けとなるリバー・ライアンは佐々木の直接的なライバルであるといえる。
元々期待値が高い優秀な若手先発投手だったが、今季は30ポンド(約13.6㎏)増と身体が一回り大きくなっており、先発ローテに加わったとしても不思議ではない。
佐々木は優秀な投手であるシーハンやライアンらを押しのけなければローテに入れないということだ。
果たして日本人選手トップクラスのポテンシャルを持った佐々木はドジャースの先発ローテを掴めるのか、今後の展開に注目だ。
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