圧倒的主人公感!大谷翔平はこのままWBC決勝ラウンドでも大活躍できるのか
写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月12日、WBC1次ラウンドプールB、「日本代表対オーストラリア」の一戦は、7-1で日本代表が勝利した。
侍ジャパンの完勝だったこの試合でもっとも注目を集めたのは、やはり大谷翔平だった。
初回に放った看板直撃の特大弾は、まさに主人公感たっぷりな一撃だった。
1次ラウンドは圧巻の活躍だった大谷翔平
WBC開幕前から、当然のことながらもっとも期待されていた大谷翔平だが、1次ラウンドではその大きな期待に見事に応える活躍を見せている。
4試合に出場し12打数6安打(打率5割)、1本塁打、8打点、そして投手としては4回無失点で勝利投手となった。
誰も真似できない成績をこのWBCでも残してしまったのだ。
1次ラウンドは東京ドームで行われたこともあり、まさに連日お祭りの様な雰囲気となった。
そのお祭りの目玉である大谷が大活躍したことにより、4日間とも最高の盛り上がりを見せた。
特に圧巻だったのは、昨日行われたオーストラリア戦の特大ホームランだろう。
左腕のシェリフが投じたカーブを迫力満点のスイングでスタンドに運んだのだ。
推定飛距離は140メートル。
大谷自身が広告となっている「セールスフォース」の看板を直撃する超特大弾だった。
決勝ラウンドでも大谷の好調は続くのか
侍ジャパンの準々決勝の相手はイタリアに決まった。
イタリアは世界ランキング16位となっており、実力的には確実に日本が上回っていると言えるだろう。
この試合に大谷は先発で登板する可能性が高い。
24日にはエンゼルスのパドレス戦に先発する予定であるため、先発での投球はこの準々決勝が最後となるだろう。
しかし、打者としては勝ち進めば決勝までプレーすることになる。
シーズンはまだ始まっておらず、疲労感の蓄積もないことから、決勝ラウンドでもこの好調は続く可能性は高いだろう。
ただし、1次ラウンドでも複数回見られたように、「申告敬遠」という形で活躍の機会を奪われてしまう可能性も高いと言える。
そういった意味では、20打数2安打といまだ低調な4番打者である村上宗隆が復調するかどうかが、大谷の活躍に大きな影響を及ぼすことになるはずだ。
引き続き大谷翔平の決勝ラウンドでの活躍を期待しよう。
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