いよいよWBC準々決勝イタリア戦、大谷とダルビッシュの最強コンビでいざアメリカへ
写真:ダルビッシュ有(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
侍ジャパンのWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準々決勝のイタリア戦がいよいよ迫ってきた。
すでにキューバがオーストラリアを4-3で下し準決勝進出を決めているが、侍ジャパンも全力で準決勝進出を狙う。
先発投手の大谷翔平と第2先発ダルビッシュという最強コンビでイタリア撃破に挑む。
先発は大谷、負けたら終わりの一発勝負という最高の戦いが始まる
野球というスポーツは、基本的に1シーズン制であり、プロになればトーナメント戦は行われない。
しかし、WBCの決勝ラウンドは違う。
負けたらその時点で大会が終わるノックアウトシステムであるため、通常と緊張感がまるで違うのだ。
そんなとにかく大事な試合に先発するのは、日本が誇るスーパースター、大谷翔平だ。
1次ラウンドでも初戦の中国戦に先発として登板し、4回無失点の好投を見せた。
160キロクラスのストレートやスライダー、フォーシーム、フォーク、カットボール、カーブなどの球種のどれもが一級品であるため、イタリア打線を抑えてくれる可能性は高いだろう。
また、先発投手だが、もちろん打者としても出場予定だ。
1次ラウンドは12打数6安打(打率.500)、1本塁打、8打点と期待通りの結果を残し、見事プールBのMVPに選出された。
1打席目か2打席目にヒットもしくはホームランが出れば、間違いなく侍ジャパンに勢いが出ることだろう。
はたして決勝ラウンドでも格の違いを見せつけることができるのか、注目だ。
ダルビッシュ有が第2先発としてリベンジ登板予定
大谷翔平に大きな注目が集まるが、イタリア戦は第2先発にも注目したい。
1次ラウンドの韓国戦で3回3失点で降板となったダルビッシュ有が登板する可能性が高いからだ。
大会ルールによって帰国後に実戦登板ができなかった影響により、韓国打線に捕まってしまったが、状態はかなり上向いている。
「すごく良くなっている」
ダルビッシュはかなりコンディションに手ごたえを感じているようだ。
韓国戦に登板したことにより、実践登板にも慣れた。
準々決勝は球数制限が1次ラウンドの65球から80球に変更となる。
これにより、大谷翔平が4回、ダルビッシュが4回、抑え投手1回といったローテーションで回せる可能性も十分にあるだろう。
注目の試合は東京ドームで19時から行われる。
イタリアに勝利すれば、いよいよアメリカへ出発となる。
日本全国から、侍ジャパンに声援を送ろう。
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