
大谷翔平/山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ワイルドカードシリーズでレッズを相手に2連勝し地区シリーズ進出を決めたドジャースだが、フィリーズとの第1戦(10月5日)は満を持して大谷翔平が先発投手としてマウンドに上がりそうだ。
投手として出場となれば今シーズンのポストシーズン初登板となる。
大谷は本塁打王シュワーバーや首位打者ターナー擁する強力打線を抑えられるか
ワイルドカードシリーズで最高の投球を披露したブレイク・スネルと山本由伸の両エースだが、地区シリーズでは大谷翔平が第1戦のマウンドに立つ。
打者としてはすでにポストシーズンで2試合に出場しており、9打数3安打2本塁打と主砲として結果を残しているが、「投手大谷」としてはレギュラーシーズン終盤の9月24日ダイヤモンドバックス戦以来となるマウンドとなる。
10月5日(日本時間)の登板となるため、投手としては休養十分であり圧巻の投球が期待できる。
大谷は9月6日のオリオールズ戦と9月17日のフィリーズ戦、9月24日のダイヤモンドバックス戦の3試合(計14回)を失点ゼロで抑えている。
しかし、対戦相手のフィリーズにはレギュラーシーズンで2勝4敗と負け越しており、本塁打王のシュワーバーや首位打者のタナーを擁するなどかなり手強い相手となる。
第1戦で大谷が強力打線を抑え込みドジャースを勝利に導ければ、ドジャースは一気に勢いに乗りリーグチャンピオンシップシリーズに向け進んでいけるはずだ。
地区シリーズは3勝すれば勝ち進むことができる。
第1戦と第2戦はフィリーズの本拠地、第3戦と第4戦がドジャースの本拠地となるが、第5戦は再びフィリーズの本拠地での試合となるため長引けばフィリーズが有利となる。
そのためドジャースとしてはなるべく早期に決着を付けたい。
第2戦の先発はスネル、第3戦は山本が先発する可能性が高いが、可能であれば3試合で勝負を決めたいところだ。
佐々木朗希という新たなリリーフが加わりトライネンも復調気味、グラスノーのリリーフ起用という選択肢もあるドジャースならば、先発が6回あたりまで好投できれば勝利できる確率はかなり高くなるはずだ。
果たして大谷は打撃だけでなく投手としても違いを見せられるのか。
大谷のポストシーズン初登板に注目だ。
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