大谷翔平（写真：AP/アフロ）
9月3日（日本時間）、MLB「ドジャース対ダイヤモンドバックス」の一戦が行われ、11-6でドジャースが勝利した。
この勝利でドジャースはナショナル・リーグ西地区の2位ダイヤモンド・バックスに3勝1敗と勝ち越し、首位固めに成功した。
1番指名打者で出場した大谷翔平は4打数2安打3盗塁と活躍し、ドジャースの勝利に貢献した。
3つの盗塁を決めたことにより、記録を「44-46」に伸ばした大谷は、異次元の「50-50」達成の可能性も出てきている。
驚きの1試合3盗塁を決めた大谷
大谷は3打席目で四球を選ぶと、抜群のタイミングでスタートを切る。
3塁に走者がいたこともあり、キャッチャーが投げることもできない完璧な盗塁を決めて見せた。
第4打席でライト前にヒットを放つと、大谷はすかさず盗塁を試みる。
こちらも抜群のスタートで、難なくこの日2個目の盗塁を成功させた。
しかし、この日の大谷はこれで終わりではなかった。
盗塁を決めた直後に大谷はさらに三盗を試み、見事成功させたのだ。
1試合で3盗塁と大暴れとなり、記録を「44-46」に伸ばした。
「45-45」は通過点、「50-50」も現実的な数字に
ドジャースの今シーズン残り試合数は24試合となっているが、約3試合に1本塁打1盗塁を決めるペースで記録を伸ばす大谷ならば、ここから8本塁打8盗塁も計算上は可能となる。
もしもこれまでと同様のペースでレギュラーシーズン終了まで活躍を続けたならば、異次元の「50-50」も達成可能だ。
「45-45」すら通過点にしか過ぎないのだから恐ろしい。
もしも「50-50」を達成させたならば、今後数十年間は記録を破られることはないだろう。
さらに今シーズンは本塁打王も濃厚で、打点でも2位タイ（首位に1点差）となっていることからも、2冠達成も夢ではない。
打率こそ落ちてしまったものの、リハビリ中の選手としては異次元の活躍を見せている。
大谷個人は自身の記録よりもプレーオフで勝ち進みワールドシリーズチャンピオンになることを重要視しているはずだが、「50-50」という異次元の記録を成し遂げた姿を見たいファンは非常に多いはずだ。
果たして残りのレギュラーシーズンでどれだけ記録を伸ばすことができるのか、今後の大谷の活躍に期待しよう。
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