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大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

大谷翔平、「43-43」達成ならばMLB史上初の快挙達成!「45-45」も現実的な目標に

大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
8月24日のレイズ戦で9回裏2アウト満塁から本塁打を放ちMLB史上6人目となる「40-40」を達成した大谷翔平だが、前人未到の「43-43」を達成させる可能性も高い。

そればかりか、「45-45」という驚異の記録すら現実的な目標であるといえる。

今季2度目のサヨナラ打で記念すべき「40-40」を達成させた大谷

まさに「漫画を超えた現実」ともいえるシーンがドジャー・スタジアムで実現した。

レイズに1回と3回に得点され0-3とリードされたドジャースは、5回裏にキケ・ヘルナンデスの3ラン本塁打で同点に追いつく。

同点のまま試合は進み、迎えた9回裏。

ドジャースは5番のウィル・スミスからの打順だったため、同点のまま大谷に打順が回るには「2アウト満塁」という状況しかありえなかったわけだ。

そんな可能性の低い状況が、あと1本ホームランを打つことで「40-40」が達成できるというこの場面で実現した。

まさに「漫画の主人公」のような引きの強さだ。

そして迎えた9回裏2アウト満塁での打席。

漫画の主人公のような大谷翔平は、この場面でも強心臓を発揮する。

打者としてのセオリーを重視するなら、この場面では投手の球威やタイミングを見極めるため初球は見逃すだろう。

しかし、大谷はなんと初球を強振したのだ。

高く舞い上がった打球は、センターフライになるかと思われたが、大谷のパワーによって伸びてフェンスを越えた。

大谷は「40-40」達成を9回裏2アウト満塁で実現させたのだ。

この衝撃の1打は、日本のみならず全米でも大きなニュースとして取り上げられた。

残り試合数も多いため、前人未到の「43-43」も十分に達成可能

MLB史上6人目となる「40-40」を達成させた大谷だが、さらなる偉業達成も可能となっている。

MLBの歴史上、「42-42」を達成した選手が1人だけ存在する。

1998年のアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ所属)だ。

このシーズンでアレックス・ロドリゲスは「42本塁打、46盗塁」という記録を残しており、「42-42」というハードルをクリアしているのだ。

つまり、もしも大谷が43本塁打、43盗塁を実現させれば、MLB史上最高の記録となるわけだ。

ドジャースの残り試合数は33試合であるため、「43-43」が達成できる可能性はかなり高いだろう。

もしかしたら「43-43」だけでなく、「45-45」という大記録さえ達成させてしまうかもしれない。

果たして大谷はどこまで記録を伸ばしていくのか、今後の活躍を期待しよう。

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