
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
8月3日、MLB「タンパベイ・レイズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、4-0でレイズが勝利した。
ア・リーグ東地区4位に沈み4連敗中のレイズに対して無得点で敗れたドジャースは、大谷翔平が3三振するなど打撃陣が不調に陥っている。
打撃不振の大谷はリフレッシュが必要か
直近6試合で25打数6安打の打率.240と低調となっている大谷だが、本塁打も7月27日のレッドソックス戦以来出ていない。
フィリーズのシュワーバー(37本)、ダイヤモンドバックスのスアレス(36本)にも迫られており、打率も.271と昨季の.310と比べるとかなり落ちている。(打者の強さの指針となるOPSも,979と昨季の1.036よりも落ちている)
昨季のプレーオフで負った肩の負傷や二刀流復活によって昨季59個の盗塁も今季は108試合で13個とおそらく半分の数字にもならないだろう。
つまり、打者としてのチームへの貢献度は低くなっているわけだ。(それでもドジャースで最も優れた打者であるのは間違いないが)
投手として7回先発し15回を投げ防御率2.40という数字を残していることから、選手としての貢献度は非常に高いが、やはり「大谷翔平」ゆえにもっと期待してしまう。
超人的な身体能力を持つ大谷も、7月で31歳を迎え肉体や目の衰え、回復力の遅さなどが出始めているのかもしれない。
以前も二刀流を無理に継続したことで故障に繋がったこともあるが、数年経った現在ではさらにそのリスクは上がってきていると考えられる。
そういったことを踏まえれば、やはり大谷には「定期的な休養」が必須といえるだろう。
今季はチームの安定性がなく、また二刀流を徐々に復活させたりプライベートで子どもが生まれたりなど精神的な疲労もあるはずだ。
登板間隔を空ける方法や打者として1試合欠場するなどいくつかの方法はあるが、パドレスに首位を奪い返されないためにも、一度リフレッシュした方が良いのではないだろうか。
果たして大谷は3年連続の本塁打王&MVP獲得なるか。
そしてドジャースを再びMLBチャンピオンに導けるか。
今後の活躍を期待しよう。
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