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大谷翔平

大谷翔平、3試合連続となる35号2ラン!ガッツポーズ&雄叫びでエンゼルスを勝利に導く

写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
7月18日、メジャーリーグ「エンゼルス対ヤンキース」の一戦が行われ、4-3でエンゼルスがサヨナラ勝ちを収めた。

2番指名打者で先発した大谷翔平は、35号2ランを含む3安打を放つ活躍を見せ、エンゼルスを勝利に導いた。

大谷はこの3戦連発となる35号で昨シーズンの34本を早くも超えた。

シーズン59本ペースとなっており、驚異のペースで本塁打を量産している。

重苦しいムードを吹き飛ばした大谷の35号2ラン

大谷の表情は勝利への飢えが如実に表れていた。

7回に大谷が第35号2ランを放つと、バットをいつもより激しめに放り投げ、雄叫びを上げながらベースを回った。

すでに2安打を放っていた大谷は、5回の第3打席では申告敬遠をされ勝負を避けられた。

1-3のビハインドの状態で試合終盤に差し掛かり、重苦しいムードが漂っていたが、大谷が一気にその空気を変えて見せたのだ。

155kmの外角へのストレートとなったマイケル・キングの4球目を強振し、ボールをスタンドに運んだ。

大谷が打った瞬間、キャッチャーのホセ・トレビノは瞬時に悔しがる素振りを見せるほど、完璧な当たりだった。

点差はそれほどなかったが、ヤンキースの勝利の「匂い」が濃くなっていたタイミングだっただけに、大谷の本塁打は大きな価値があったと言えるだろう。

大谷のいつもよりかなり大きいリアクションは、勝利への飢えを感じさせた。

当然、その強い気持ちはエンゼルスのチームメイトにもしっかりと伝わった。

延長10回までもつれ込んだこの試合は、2アウト2塁の場面で登場した代打のステファニックのタイムリーヒットによってエンゼルスがサヨナラ勝ちとなった。

プレーオフ進出は厳しいが大谷個人は本塁打王に前進

大谷自身今季初の3試合連続となる35号本塁打によって、また日本人初のメジャーリーグにおける本塁打王のタイトルに近づいた。

すでに昨年の34本を超え、シーズン59本ペースと圧倒的な実力を見せつけている。

投手の成績こそ爪とマメの影響により厳しくなっているが、今シーズンは打者として偉業を達成する予感が漂う。

エンゼルスへの残留か、それともトレードかといった問題にも注目だが、日本人初となる本塁打王に向けた打者としての大谷にも注目していこう。

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