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大谷翔平(写真:AP/アフロ)

「MLB」ドジャース大谷翔平が663日ぶりに投手復帰!パドレス戦で1イニング限定投球か

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
ついにドジャースの大谷翔平が先発投手として復帰する。

6月17日(日本時間)、MLB「ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス」の一戦がドジャースタジアムで行われる。

同日発表されたオールスターファン投票の中間結果でもナショナルリーグ最多となる139万8771票を獲得しているだけに、大きな注目を集める試合となりそうだ。

大谷は1イニング限定登板の可能性が高い

当初はオールスター戦開けの投手復帰が濃厚とみられていたが、ロバーツ監督はライブBP後に打者として試合に出場する方が負担が大きいとして、今回の実戦登板に踏み切ったようだ。

チームドクターであり大谷の手術の執刀医であるエラトロッシュ医師もゴーサインを出しており、投手としての出場を拒む障害はなくなった。

ただし、復帰戦でいきなり5イニング以上を投げるようなプランではない。

ロバーツ監督が「1イニングになるのではないか」と話している通り、あくまでも調整としての実戦登板であり、先発投手として5回以上を投げれるようになるのはまだ先になるはずだ。

15日に行われた試合後には一瞬だけマウンドのプレートに足を添え投球するようなしぐさを見せている。

気持ちはすでに投手モードになっているとみて間違いないだろう。

次に肘を故障すれば投手断念濃厚!大谷は新たなる伝説を作れるか

複数回の本塁打王とMVPを獲得し、昨シーズンは念願のワールドシリーズ制覇という夢も叶えた大谷だが、まだ夢半ばの目標がある。

それは「投手としての伝説」だ。

2022年には15勝を挙げ防御率2.33という素晴らしい成績を残している大谷だが、最多勝や奪三振といった個人タイトルや最高の投手であることを意味するサイヤング賞などは一度も受賞していない。

もちろん打者として大成功を収めているがゆえにすでにレジェンドではあるのだが、大谷としては「投手としても」という気持ちも強いはずだ。

今シーズンは打者としてだけでなく投手として後半戦とポストシーズンでドジャースを助けるプレーとなるが、来シーズンに関しては本気で最多勝やサイヤング賞受賞を視野に入れてプレーするだろう。

その第一歩となる復帰戦がいよいよ迫ってきている。

果たして1イニングをきっちり抑え最高のリスタートを切れるのか、注目だ。

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