大谷翔平14号トラウタニ弾&140m特大15号2ランでエンゼルス大勝!本塁打ランキングも2位に浮上
写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
5月31日、メジャーリーグ「Wソックス対エンゼルス」の一戦が行われ、5-12でエンゼルスが勝利した。
3番指名打者で先発した大谷翔平は、14号、15号の2本塁打4打点と大活躍。
この2連発により、本塁打ランキングでアーロン・ジャッジの18本塁打に次ぐで2位に浮上した。
打率は下降気味も本塁打を量産
週間打率.125と不調気味だった大谷だったが、前日に13号ソロHRを放ち復調の兆しは見せていた。
そんな中迎えた今日のWソックス戦。
3回の第2打席の初球を強振し、スタンドに運んだ。
ランス・リンの150kmのインサイドへの球を完璧に捉えた素晴らしい本塁打で、トラウトも初回に本塁打を放っていたことから、今季5度目のトラウタニ弾となった。
しかし、今日の大谷はこれだけでは終わらなかった。
4回の第3打席、ランス・リンが投じた6球目のインサイドへのストレートを豪快に強打し、140mの特大本塁打を放ったのだ。
打率自体は昨季の.273と同レベルだが、本塁打に関してはこのペースでいけば40本塁打を超える可能性も高い。
昨季は34本止まりであったため、トータル的には昨季を超える実績を残しているのだ。
さすがにアーロン・ジャッジから本塁打王のタイトルを奪うのは難しいが、投手と打者の両方でハイレベルな実績を残せれば、自身2度目となるシーズンMVPを獲得する可能性もあるだろう。
この試合、大谷の2打席連続本塁打後も得点を重ねたエンゼルスは、13安打で12得点を奪った。
エンゼルスはタッカー・デービッドソンが9回に3失点し、やや締り自体は悪かったが、それでもこの大勝はエンゼルスにとって非常に大きな勝利であったと言えるだろう。
プレイオフに進出するためにはさらに勝率を上げる必要がある
これほど活躍を続けている大谷翔平を見ると、プレーオフでのプレーも観てみたいと感じるが、残念ながら現状ではプレーオフ進出は難しい状況だ。
各地区1位とアメリカンリーグの勝率上位3位(地区1位を除く)に入らなければならないため、現在の勝率5割程度では進出できないだろう。
オールスターまでの期間か、後半戦のどこかで5連勝以上するなど、一定期間を勝率7割程度で消化していかなければならない。
昨季よりもチームとしての充実度は高いため、歯車が噛み合えば十分にその可能性はある。
果たして今後、エンゼルスの連勝街道を観ることができるのか、注目だ。
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