大谷翔平がMVPを獲るために意識すべき年間40本塁打100打点と15勝250奪三振
大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
5月25日に行われたMLB「エンゼルス対レッドソックス」の一戦は、7-3でエンゼルスが勝利した。
この試合では、大谷翔平とトラウトが共に今季12号を放ち、「トラウタニ弾」を実現させた。
トラウタニ弾が飛び出した今季4戦では、4勝無敗となっており、今後不敗神話が継続されていくのか注目されている。
シーズンMVPのライバルとなるアーロン・ジャッジが怪我からの復帰後絶好調を維持、すでに14本塁打を記録している。
大谷翔平が再びMVPを獲得するためには、投打で高い数字を残すことが必要となる。
MVPを獲るために目指すべきラインは年間40本塁打100打点と15勝250奪三振
日本人選手が全盛期のジャッジとMVP争いをするということ自体が、「異次元」であることを先に言っておこう。
投打で平均以上の成績を残すだけでもありえないのだが、大谷翔平はそのさらに上の実績を残す能力があり、またそれをどうしても期待してしまう。
まずは51試合消化時点での成績を見てみよう。
「打者成績」
・打率 .280
・本塁打 12
・打点 33
・OPS .888
「投手成績」
・防御率 3.05
・勝利数 5
・奪三振 80
・WHIP 0.90
この数字を見ると、改めて大谷翔平がいかに凄い選手なのかが分かる。
しかし、MVPを争うのはアーロン・ジャッジであり、昨季62本もの本塁打を放っている怪物だ。
それを踏まえたうえで、大谷が現在のペースで活躍し続けた場合の数字を挙げてみよう。
「打者成績」
・本塁打 38
・打点 104
「投手成績」
・勝利数 15
・奪三振 253
この4項目では、上記のような成績となる。
大谷もまたジャッジと同じく怪物であることが分かるが、MVPを確実に獲るためには、本塁打がキーポイントとなる可能性が高い。
年間40本塁打100打点と15勝250奪三振ができれば、MVPはほぼ間違いないだろうが、本塁打だけは現在のペースでは達成できない。
もちろん、38本でもとてつもなく偉大な数字なのだが、やはり40本に到達するかどうかで印象は大きく変わる。
大谷本人は個人タイトルよりもエンゼルスのポストシーズン進出を重要視しているだろうが、やはりファンとしてはシーズンMVPを獲ってもらいたくなるものだ。
果たして大谷は今後本塁打を量産していけるのか、注目しよう。
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