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大谷翔平(写真:AP/アフロ)

ついに大谷翔平がドジャースの一員として実践復帰へ、最大の注目ポイントは「打順」か

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
大谷翔平の加入で世界中の野球ファンから注目される球団となったドジャース。

ベッツ、フリーマン、カーショー、そして大谷翔平というMVP経験者4人を擁するこの球団が目指すのは、当然ながらワールドシリーズ制覇となる。

いよいよ2月27日(日本時間28日)に実戦復帰となる大谷だが、気になるのはやはり「打順」だろう。

ロバーツ監督は打順についての明言を避ける

新シーズンのドジャースの武器は間違いなく「打撃」となる。

特にムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、大谷翔平の3人は、MLBオールスタークラスの実力者なだけに、相手投手からすれば悪夢でしかない。

注目はその並び(打順)となるが、26日の会見でロバーツ監督は明日行われるホワイトソックス戦の打順は明かさなかった。

多くのメディアが打順を予想しているが、最も可能性が高いとされているのは「1番ベッツ、2番フリーマン、3番大谷」という並びだ。

大谷は本塁打はもちろん打率も良く足も速いため1番もしくは2番の適正も兼ね備えているが、昨シーズンのドジャースは1番ベッツ、2番フリーマンで固定し結果を出してきた。

各選手が圧倒的な攻撃力を有しているとはいえ、打順を変えることで上手くいかなくなる可能性もある。

また、大谷が怪我明けであることも大きな要因となるだろう。

リハビリ組としてキャンプインしている大谷は、スロー調整を続けている。

復帰間もない段階で1番もしくは2番を任せ、足を使った攻撃を仕掛けるのはリスクが高い。

3番であれば、打撃のみに専念できるため、現在の大谷にとってはベストであるといえるだろう。

夏前からは打順をシャッフルする可能性も

2023年9月4日以来の実践となる大谷だが、1~2ヶ月もすればコンディションもベストに近い状態となるだろう。

そうなれば、盗塁も可能となるため1番や2番を任せてもベッツやフリーマンと遜色ない働き(もしくは彼ら以上の活躍)を見せてくれるはずだ。

ベッツ、フリーマン、大谷はそれぞれ打撃の特徴が違うため、相手チームの先発投手に合わせて打順を入れ替えるといった起用法も将来的には可能となるだろう。

果たして明日のホワイトソックス戦で大谷はどんなプレーを見せてくれるのか、注目だ。

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