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「MLB」ドジャース大谷翔平がブルペンで151キロも先発ローテ復帰は5月以降か
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
2月15日(日本時間)、ドジャースのフリードマン編成部長は当面の間先発ローテーションを5人とすることを発表した。
5月以降は大谷翔平が本格的に先発投手として復帰する見込みとなっているため、6人ローテに変更となるようだ。
先発ローテは山本、スネル、グラスノー、佐々木+ゴンソリンorメイか
昨シーズンとは違い優秀な先発投手が数多くいるドジャースは、エース級の先発投手がズラリと揃っている。
山本由伸とスネル、グラスノーは文句なしの柱といえるだろう。
4番手はMLB初挑戦となる佐々木朗希が務める。
そのポテンシャルは日本プロ野球史上トップクラスであり、コンディションさえ良ければある程度の結果を残す可能性がある。
ただし懸念もある。
佐々木はロッテ時代もコンディション面を考慮され中5日で投げた経験があまりない。
そういった意味では、大谷が本格復帰する5月までにコンディションを悪化させてしまう可能性があるかもしれない。
5番手は現状では未決定だが、ゴンソリンとメイのいずれかになるだろう。
ゴンソリンはトミー・ジョン手術からの復帰となるが、故障前は年間16勝防御率2.14を記録する素晴らしい投手だった。
ダスティン・メイも腕や食道の手術を経験し長らく実戦から離れていたものの、2023シーズンは防御率2.63と素晴らしい成績を残している。
グラスノーやゴンソリン、メイなど故障明けの先発投手が多いが、3月、4月は日程的にタイトではないため、5人ローテでも回せるという判断なのだろう。
大谷がブルペンで18球投げ151キロ投球も
二刀流復活が近づく大谷は、ブルペンで本格的に投げられる状態まで仕上がってきている。
2月15日には正捕手のウィル・スミス相手にブルペンで18球を投げ、最速151キロを記録した。
ショートイニングであれば日本での開幕シリーズでも投げられそうな状態ではあるが、夏以降にキーとなる重要な投手なだけに、急がずに調整してもらいたいものだ。
ロバーツ監督もこの日のブルペン投球には満足しており、二刀流大谷翔平が今季のMLBを盛り上げる存在となりそうだ。
昨シーズンは打者として最高の成績を残した大谷だが、新シーズンは投手としても10勝以上を挙げるような活躍を見せてくれるかもしれない。
MLB界のユニコーンの活躍を期待しよう。
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