
写真:トレイ・ターナー(提供:写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
10月5日(日本時間)、MLBポストシーズン地区シリーズ第1戦、「フィリーズ対ドジャース」の一戦がシチズン・バンク・パークで行われる。
ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースはレギュラーシーズン96勝66敗の勝率.593という好成績を残した好敵手フィリーズから3勝を奪わなければならない。
ドジャースは第1戦の先発に大谷翔平を送り出すが、フィリーズは本塁打王のカイル・シュワバーや首位打者トレー・ターナーなどを擁するため、一筋縄ではいかないだろう。
大谷対シュワバー&ターナー、佐々木朗希、カーショーのリリーフ起用など見所満載
フィリーズとドジャースの対戦は、地区シリーズという大舞台であるだけでなく、MLBを代表する選手たちが集まる戦いとなるからだ。
まず注目すべきは、「投手大谷翔平」のポストシーズン初登板だ。
シーズン終盤に好投を続けていただけに、良い投球が期待できる。
ただしフィリーズにはナショナル・リーグ本塁打王のシュワバーや首位打者ターナーがいる。
こうした強打者相手に大谷がどのような投球をするかは大きな見所の1つとなるだろう。
さらに「打者大谷翔平」にも注目だ。
本塁打王のシャワーバーは56本もの本塁打を放ったが、大谷も1本差となる55本をレギュラーシーズンで放っている。
主砲の一発が出ればチームに勢いが生まれるだけに、両者の打席は要注目だ。
そしてドジャースのリリーフ陣も注目ポイントの1つとなるだろう。
スコットやイェーツ、トライネンなど不安定なリリーフ陣が多くドジャースの弱点となっていたが、レギュラーシーズン終盤に佐々木朗希が復帰しリリーフ投手として結果を残している。
さらには先発のカーショーやグラスノーもリリーフ投手として起用される可能性が高く、安定性が期待できる。
強力打線のフィリーズをドジャースリリーフ陣が抑えられるかどうかが勝負を分ける大きなターニングポイントとなるはずだ。
果たして地区シリーズ初戦はドジャースが勝利するのか。
それとも強打者の揃うフィリーズが大谷翔平やドジャースのリリーフ陣を粉砕し勝利を掴み取るのか。
世紀の一戦に注目しよう。
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